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読者からの御指摘、御指導、御要望によりまして、既出の掲載内容に追加、補筆、訂正があったりしますので、御了承お願いいたします。m(._.)m
(3)のレイドシステム構築のページで疑問だった「低レベルフォーマット」について、御指導いただきました。こちらです。
2001/2/18
(19)「SDIのテロップは綺麗!」
昨日はめでたくも回転立方体(三次元ワイプ)という素晴らしい特殊効果をかけることができました。いや〜実に素晴らしい。v(^o^)/
リニアですと、A/Bロールするために、やりくりテープをつくったり大変面倒な作業となりますが、ノンリニアでは、そのようなことは一切不要、ただ2つのシーンをくっつけて、境目をちょこっと突っついて、ここにイフェクトかけるからね、と合図をおくり、メニューでお好きなパターンを選択すれば、即実行と実に簡単、あまりあっけなくて本当にこんなでいいのかな?と思ってしまいます。f(^_^;;;
但し、ここでちょっと御注意です。
実は、初めてこの特殊効果をかけたとき、あまりにも簡単(A/Bロールが映像トラック一つでできてしまう。)にいってしまったため、ついリニアの時の事を忘れてしまい、つなぎ部分の結合のフォアグラウンド、バックグラウンドのゆとり?を見ていなかったため、ビューワーウィンドウで設定できるはずのトランジションタイムの引き延ばしが、いくらマウスをぐりぐりやっても全く反応しなかったり(×マークがでますが、、。)、出るはずのない関係ないシーンがワイプの最中に出現したりと、いささか悩みました。f(^_^;;;
よくよく考えてみれば、トランジションタイムの間分は、FG/BGとも必要なシーンの連続性?を考慮してやりくりテープを作っていた筈なんですが、ノンリニアでぎりぎりカットが簡単にできてしまったため、ついBG側映像が消えてゆく最中に次の映像がなかったり、まったく違ったカットに繋がっていたりで、まるでサブリミナル効果?みたいなトランジションになってしまっていたのです。f(^_^;;;
要は、切り替え前、切り替え後の映像に、トランジションタイムの分だけは、きちんと、のり代をつけておくといったことでしょうか。(^o^)/~~
さて、これでカット編集、インサート(映像)、ワイプとできてしまったので、次にはテロップさえできれば、とりあえず編集の最低必要条件はクリアということでございます。( ^_^)/■☆■\(^_^ )
といっても、プレミアにアフターイフェクトを加えたとさえ言われているFCPアプリとしては、あまりにも稚拙な使われかたで、ソフト開発者からすれば、バックドロップか4ノ字固めでもくれたくなるかも知れません。f(^_^;;;
でも、それだけ高機能なアプリに仕上げていて、なおかつ超初心者的な人間でも基本的な操作はできてしまうというところには、やはり感激ものでしょう。(^o^)/~~
で、感動ばかりしていても致し方ございませんから、早速テロップに挑戦です。
さすがにテロップは、取扱説明書みないと駄目かな?と思ったところ、なんと、素晴らしいことを思い出しました。v(^o^)/
実は、アップルのサポートページで、FXスクリプトなる機能拡張ファイルをダウンロードしていたのです。
http://www.apple.co.jp/finalcutpro/fxscripts/index.html
FCPのデモや講習会、DTP関係のニュースなどでも話題になっておりましたので、当然のことダウンロードは怠り無くやっておりました。
で、それをインストールする際に、入れる場所が、
ジェネレータ>テキスト だったような、、。

というわけでして、テロップに関しては、あそこにあるんだな、と薄らとではありますが、記憶していたのです。
で、早速、ブラウザーのエフェクトのなかを見ると、あるあるテキストフォルダ、そして、それを開けば、テキストの3つのバリエーションが見えました。右図→

で、早速、Macの決まりごと、やりたいことはダブルクリックと、縁つきテキストをクリックすれば、サンプルのでっかい文字がビューワーウィンドウに表示されました。
お、なるほど「サンプル」と入っている、では早速これをキャンバスウィンドウにドラッグ&ドロップ、なんとしっかりとサンプルとテロップされているではありませんか。v(^o^)/

なるほど、ではこのサンプルの文字を変更すれば、よろしいのでは、またブラウザに戻って、どこをいじれば文字が替えられるのかと、上のカードめくりをクリックしてみれば、2枚目の「コントロール」に、サンプルテキストと書いてあるのが早速見つかる。一番上の項目だから、小さな字ではありますが、しっかり目立ちます。f(^_^;;;
で、Macの決まりごと、いじりたいところは、青く選択?、サンプルテキストを選択しておいてから、「栃木のおじさん」などと入れてみれば、しっかり変更できます。
下の方に目をやれば、字の大きさやら、色、縁取り装飾など、まあ沢山ございます。
ま、適当に決めて、というかいじって、もう一度ビデオのカードに戻してみれば、しっかりと、入れた文字に変わっております。(^o^)/~~
これは面白いと、コントロールとビデオの間を行ったり来たり、なにやらコツ?みたいなものを掴むのに5分とかかりませんでした。
一番悩んだのが、和文に英文や英数字が続いた時、英数字の頭が和文のお尻に食込んでしまうことでした。f(;_;)
これはさすがに2、3日悩みました。
始末が悪い?のは、縁取り文字以外は、そんなことにはならなかったのです。f(^_^;;;
で、きっと、FXスクリプトのバグ?ではないかと、諦めの気分もあり、ま、英数字が和文のあとに繋がらないように使えば宜しいのではと、オジン独特の妥協案まで考えたくらいです。
ところが、一番多く使われるテロップが、日付け、これは年、月、日とどうしても和文に数字がかち合いますので、これは不便、やっぱりなんとかしないといけないな!。
しかし、サポートにも、DTV関係の掲示板にもそれらしい悩みなど皆無、私も恥ずかしくて聞くに聞けなかったのですが、なんと、ふと思いついたのです。v(^o^)/
それまで私のクセ?で、和文をタイピングしていても数字はいつもテンキーで入力していたのです。
テンキーはいつでも英文モードですから、左側の和文モードから、「に」とか「さん」とか入力して「2」「3」と変換してみると、なんと大丈夫ではないですか。f(^_^;;;
なるほど、きちんと筋をとおして、和文はあくまで和文で通すのが宜しいのかなと、FCPのへんなこだわりに感心するやら、きっとバグかもしれないななどとあきれるやら、いずれにしても、それでは2001年といれるのには、「にせんいちねん」などと入れなければならず、ことえりのおばかさん変換とあいまって、「せんきゅうひゃく」などと入れようものなら、もうテロップどころのさわぎではなくなります。、f(^_^;;;
で、ふとアルファベットキーの上の数字キーを使ってみれば、なんてことなない大丈夫といった結末でした。f(^_^;;;
ふ〜、なかなか取扱説明書みないで使いこなすのもこのあたりが限度かな、でもしっかりできてしまいました。(^o^)/~~
それにしても、テロップ文字のヌヶの良さ、思いっきり小さな字をつかっても、しっかり読めてしまい、ほとんど滲まない、いや〜さすがにSDIのテロップは凄い!!!!( ^_^)/■☆■\(^_^ )
以前からD1に入れるテロップの美しさに憧れておりましたが、いまや手の内に、やたらと文字を入れたくなってしまいますから、不思議なものです。
気分爽快なところで、また続きます。m(._.)m
2001/2/18
(18)「ちょっと編集のまねごと、特殊効果」
編集のまねごと、とにかく適当に見当つけてマウスをぐりぐり、クリック、クリックで、なんとかできてしまうところがMacの面白さでしょうか。f(^_^;;;
オジンになると、付属してついてくるアプリケーションマニュアルなんていうものは、到底読む気になれません、というよりすぐに頭のほうがフリーズしてしまうからです。
クロックが超遅いのは言うに及ばず、メモリーなぞ初期状態でほとんど使い切って(過去のお粗末な人生経験など)おりますし、ハードディスクも不良セクターだらけで初期化してもフラグメンテーションの嵐、辛うじてノータリン・ユーティリティーで、デフラグ(余計なことは考えないようにする)したり、ファイルセービング(忘れたことを思い出す)したり、ドクターで思考回路の再点検したりして、やりくりしているわけです。f(^_^;;;
そんな大ボケユーザーにもなんとか使えるようにしてくれているMacインターフェースには感謝、感謝でございます。v(^o^)/
世の中、窓のオン・パレードですから、パソコンは難しいと信じきっている人たちからは、「太田さんはオジンなのに、見上げたもんだ(屋根屋のふんどし)、たいしたもんだ(蛙のションベン)」と尊敬(←どこが?、、f(^_^;;;)されているような気分になれるだけで生きてゆく張り合いがあるというものです。(^o^)/~~
相変わらず、雑談から抜けきれないこのコーナーですが、今回は特殊効果に挑戦してみたいと思います。
特殊効果といっても、そんな特殊なことをやっているわけではございませんで、わたしの場合、カット繋ぎだけでは、あまりに唐突という時にだけ、デゾったり(←デゾルブをかけるのショートカット語、、f(^_^;;;)、ワイプったり(←なんて言わないかな?)と、パターンに多少のバリエーションを期待するといった程度ですが、転がしたり、めくったり、回転させたりは、素人さんには結構人気がございまして、サービスで使ったりしますが、TPOを無視して顰蹙もたびたびです。f(^_^;;;
で、ほとんどプリセットされている状態のまま使わせていただいておりますが、さすがに同じパターンを何十回も使っておりますと、納品先は違えども、自分自身のなかではいささかの飽きがくるようです。f(^_^;;;
再びお話を戻しまして、タイムライン上に配置されたクリップですが、それをカットしたり、新たなクリップを読み込んだりして、クリップのつなぎ目が発生いたします。
そのままにしておけば、単なるカット繋ぎですが、そこに特殊効果を施します。

で、期待の直感インターフェース?ですが、例の矢印ツール(タイムライン・ウィンドウの右側にツールボックスがあります。)で、そのつなぎ目をクリックしてみますと、そこが幾分かの幅をもって、黒くなります。
いかにも「何かして欲しい」ような雰囲気を醸し出してくれます。f(^_^;;;
で、その状態でどうするかといえば、Macのおきまりごとでは、ファインダーメニューには、その状態で可能な動作だけが表示されますので、それを探索いたします。
もちろん、その黒くなっている部分に特殊効果をかけるという気持ちになって探すのです。

で、メニューのなかで、一番それらしい言葉、エフェクト (効果)というものがいやでも目につきます。f(^_^;;;
で、早速そこをクリックすると、またまた期待の言葉、ビデオ・トランジションなどというものが一番最初に出て来まして、右図のように、ほとんど直感的に目標操作に向かってマウスも軽やかです。v(^o^)/
特殊効果は、回転立方体というのが新鮮?感じがしましたので、選択いたしました。

すると、左図のように、タイムライン上のトップに赤い線が表示されます。
どうやらそれがレンダリングしなさいという印のようです。
で、Macおきまりごと、「何かしたい時はダブルクリックしてみよう」ということで、その黒い部分をもう一度ダブルクリックしてみると、あ〜らやっぱり、ビューワーウィンドウには、その特殊効果のかけ方や時間などの内容がでました。下図
なお、上の動作は、デフォルト設定の場合は不要なのですが、効果時間が1/2秒くらいしかないようなので、お好みで調整したほうがよろしいようです。f(^_^;;;


で、これを適当にいじってから、さてレンダリングの命令はどこでするのかな?とまたまたMacのおきまりごと、「つぎの動作のヒントはメニューにあり!」とそれらしきものを探しました。
でやっぱりありました。
右図のメニューを実行いたします。v(^o^)/
ま、すべてをレンダリングでもいいのですが、もしあんまり時間がかかると嫌なので、必要部分だけにしておこうという気持ちです。v(^o^)/

すると、7〜8秒くらいでレンダリング完了、左のような画面をキャンバスウィンドウで見ることができます。
当然、タイムライン上の赤い線は消えておりますし、黒かった部分は、特殊効果がかかっているといった感じのマークになっております。
やった〜!、特殊効果もできてしまった。(^o^)/~~
まだまだ取扱説明書不要です。v(^o^)/
続きます。m(._.)m
2001/2/17
(17)「ちょっと編集のまねごと、、」
それでは、なんとかタイムライン上にSDIフォーマットのビデオクリップが配置されましたので、ほんのちょこっと編集のまねごとをしてみましょう。f(^_^;;;
これもほとんど取扱説明書を無視してのMac直感作業ですので、おかしなところは是非御指導いただければ幸いです。m(._.)m
それにしても、デジベの画質を全く損なわずNTSCモニター上でがガチャガチャ?と動かせる気分は最高ですね。v(^o^)/
先程、タイムライン上に配置されたと申し上げましたが、まずは、その前に。
ブラウザにクリップを読み込むまでは、今すぐボタンで仮取り込みをして、それを保存することで、正式クリップとなり、そのクリップをブラウザで読み込んだわけです。
もちろん、これはメニューから選択して読み込んでも、直接そのクリップをブラウザ内にドラッグ&ドロップしても、どちらでも構いません。

で、今度は、ブラウザ内のそのクリップをビュワーウィンドウにドラッグ&ドロップするか、叉は、そのクリップをダブルクリックいたします。
いずれにしても、そうすることで、ビュワーウィンドウ内にそのクリップの最初のフレームが表示されまして、黄色の三角を左右に動かすことで、お好きなシーンまで即座に飛べます。
ここで、再々申し上げているように、改めて項目のプロパティーをメニューから設定しておきます。
そして、今度は、そのブラウザー内から右側のキャンバス内にドラッグ&ドロップすると、タイムライン上にそのクリップが配置されます。

その度ドラッグ&ドロップの際に、キャンバスウィンドウには、なんやらいろいろな選択図面が表示されますが、今は、上書きかトランジション付のどちらかを選択すればよろしいです。
トランジション付きというのは、そのクリップの開始部分に特殊効果をかけるようになっておりますが、実は、あとからでも充分間に合うようです。f(^_^;;;
また、そのD&Dの場所は、右側のタイムライン上のVというライン上でも同じことです。
で、配置されたクリップと、受ける側との設定内容と同じものであれば、タイムライン上の最上段の赤い線は出てきません。
もし赤くなってしまった場合は、16:9、各種アスペクト比など、設定がなにか違っております。
で、次にキャンバスウィンドウの再生ボタンをクリックして、再生しながら、編集点を決めます。
大体の場所が決まったら、再生を停止して、そのボタンの左側のダイヤルの側面みおたいなところを左右にドラッグすると、細かくシーンを移動できます。
なお、タイムライン上の表示を細かくするには、図の目盛りを左右に動かすことで、1フレーム単位でシーンを決められます。
なお、このあたりまでなら誰でも取扱説明書なしで、ぐりぐりいじっていれば判ってしまうかと存じます。v(^o^)/
苦労したのは、やはり設定の部分だけで、いわゆる操作方法は、まことに感覚的、直感的ですね。(^o^)/~~
で、編集点、今回は不要な部分をカットして、その前後を繋ぐといったことをやってみますが、カットには、ほとんどのソフト、といってもプレミアしか存じませんが、やはりカミソリツールをつかいます。

その編集点がキャンバス上で表示されていると、その位置はタイムライン上に上から下まで真直ぐな縦線が表示されておりまして、その線の上端には、やはり黄色の三角がついておりまして、それを左右にドラッグすると、当然シーンが動いてゆきます。
そして、カミソリツールを、その縦線上にあてがうと、いかにもここを切って下さいみたいなふうにそのポイントが黒っぽくなりますので、そこでクリック、すると、そこでシーンは二つに分割され、後側のシーンの最初のフレームが、タイムライン上に表示されます。
そんなことを2度繰り返せば、不要な部分を切り出せるわかです。
そして、切り出し部分がきまったら、その部分をクリックして黒くしておき、デリートキー、もしくは編集>カットで、消去できます。
もし、間違って消してしまったりした場合は、編集でやり直しができます。
また不要部分を消去しないで、別トラックに移動して避けておくのもよろしいかも知れません。

で、消去すると隙間が空いてしまいますから、それは矢印ツールで、左側にドラッグしてくっつけます。
くっついたドンピシャのポイントになると、それらしき表示がその部分にでますからすぐわかります。
ここで、確認のためその前後をキャンバス上で、再生してみますと、あ〜ら不思議、きちんとカット繋ぎができておりますよ。v(^o^)/
まだまだ取扱説明書不要です。
Macの醍醐味は「ドラッグ&ドロップ」の巧妙なことですね。v(^o^)/
次回につづきます。f(^_^;;;
2001/2/16
(16)「SDI信号取り込み」
さて、なにか私の徒然日記みたいな展開になってしまっておりますが、随時軌道修正しながら僅かでもお話を進めたいと思います。f(^_^;;;
とにかくきちんと勉強したわけでもなく、どこかで修行したというわけでもない、ただ趣味が嵩じただけ、オジン得意の人生経験をフルに五段活用ならぬ変格活用?だらけの思いつき出たとこ勝負のお話ですから、まとまりがすこぶる悪いのは御勘弁いただきたいと存じます。m(._.)m
思えば、(11)のSDI信号の取り込みからずっと横道に逸れっぱなしですが、いずれもそれなりに役立つ経験でもございました。f(^_^;;;
で、「今すぐ取り込みボタン」で「しばらくお待たせ取り込み?」をいたしまして、もうこのあたりで充分といったところまできたら、KBの「esc」を押して取込みを終了させます。
終了直後に、おそらく終了時の取り込み部分と終わりの部分の境目シーンあたりの1フレームを取りこぼしと認定するアルゴリズム?のせいか、きまって「只今少なくとも1フレームの取り込みエラーが発生いたしました!」みたいなダイアログが表示されますが、気にしなくて構わないようです。
そして、数秒のBUSY状態の後、今取り込んだファイルが、取り込みウィンドウの更に前に表示されまして、パソコン画面上では再生できるようになります。
そのとき、その画面の冒頭に、「プレビューは使用不可」のテロップ?みたいなものが表示されますが、これはNTSCモニターでは見られませんよ、という意味のようです。
で、それをメニューの
ファイル>クリップを保存
(ファインダーのファイルメニューにマウスのポインターをあてて、プルダウンメニューを表示させ、その出て来た項目のなかから、「クリップを保存」のところまでドラッグして手を離す)とすると、初期設定の取り込み先ディスクで指定したところにファイルとして保存されます。
その次に、そのプレビュー使用不可表示ウィンドウと、ログと取り込みウィンドウの2つを消して、FPC立ち上げ初期状態に戻します。
それからあらためて、
ファイル>読み込み>ファイル
と選択すると、またダイアログがでますので、さきほど保存したファイルを指定してあげますと、ブラウザにそのファイルが取り込まれ、ファイル名も表示されます。
そして、そのブラウザ内のファイルをダブルクリックするか、またはビュワーウィンドウにドラッグ&ドロップすると、ビュワーウィンドウで、再生できるようになります。
この時点では、まだ何も編集しておりませんから、ただ取り込んだクリップがそのまま出力されるだけ、といったところでしょうか。
そして、いよいよ、それを多少なりとも編集するためには、ビュワーウィンドウ上でクリックして、そのままキャンバスウィンドウにドラッグ&ドロップするか、もしくは右側のタイムラインのV1上にドラッグ&ドロップすることにより、タイムライン上にそのクリップがずらりと並んで編集可能状態になります。
このように説明するとちょっと難しいようですが、Macのドラッグ&ドロップ特有のテクニックに慣れてしまうと、実に簡単なんですね。f(^_^;;;
またそのドラッグ&ドロップをキャンバスウィンドウにするまえに、
編集>項目のプロパティ
で、ピクセルのアスペクト比をスクエアに、アナモフィック16:9のチェックボックスにチェックを入れておかないと、いけません。f(^_^;;;
なんと、この作業は、新しいクリップを取り込む都度、やらなければならない作業となります。
この作業を忘れたりしますと、タイムラインウィンドウの最上段に赤いライン(レンダリング必要部分の意味だそうです。)が表示され、その場合は、ビュワーウィンドウならば、NTSCモニターで再生できますが、キャンバスウィンドウを選択した状態では、「未レンダリング」の表示がブルーバックの画面に表示されるだけで、再生できません。
編集後の出力は、このキャンバスウインドウから行いますので、とにかく赤いラインが出ている場合は、レンダリング作業が必要ということになります。
しかし、これまでのプロセスでは、初期設定に間違い?がないかぎり、赤いラインは出ないはずとなっております。
つまり、SDI信号の取り込み、そしてタイムライン上へのはりつけ、場合によっては、カット&ペーストなど、すべてノーレンダリングでできるようになっております。v(^o^)/
もちろん、取り込んだ以外のファイル(フォトショップ作成ファイル等)をはりつけたり、またクリップのつなぎ目に特殊効果をかけたりすると、タイムラインのそこの部分だけ、最上段に赤いラインが表示されます。
このようにして、取り込み、出力(まだプレビューではありますが、)ができるようになったわけです。
私の予定目標からすると、これで昨日の(1)カット編集と出力がOKといってしまってもいいのではないか?と思ったりもしました。f(^_^;;;
とにかく、プレビュー状態とはいえ、画質的にも、再生のまごつきなど、なんら問題なく出力できますので、これ以上なにが必要なんだろうか?と思ったくらいです。
もっとも、きちんと「テープへの書き出し」などのメニューから実行しますと、カウントダウンクリップ(9、8、7、、、、3、2、と表示してゆく)やカラーバー、ブラックなど、アクセサリー?がきちんと追加されたり、テープへの書き出しを実行させようとすると、しばらくなにかやっている状態(進行状態を示すバーも出現します。)になってから、その完了後に「テープを録画状態にして下さい」等のダイアログがでますので、きっと最適化などもやっているのかも知れません。f(^_^;;;
これはノーレンダリングのクリップでも書き出す場合は必ず通る作業となります。
また次回です。m(._.)m
2001/2/15
(15)「またまた雑談です。」
え、本日はレイド(自作バージョン)を組んでいたHD(チーター)が一ヶ故障?してしまい、予備機と交換作業、そしてその故障品は、まだ保証期間中でしたので、販売店に持っていくついでに、こういうこともまたあるわけですから、バックアップ強化ということで秋葉原まで買い出しに行ってきました。f(^_^;;;
特にHDの修理については、数カ月かかるとの噂もありまして、やはり数個はつねに在庫しておかなければいけないようですね。f(;_;)
この挑戦企画の最初のころに書きました、レイドケースの使い易いバージョンも入荷とのお話もあり、またソフトや参考書なども家族スタッフ?からもリクエストあったりで、緊急暢達といったところでしょうか。f(^_^;;;
そういったわけで本日も雑談で繋がせていただきます。m(._.)m
昨日の「16:9のお話」のアドバイスのおかげで、間違ってワイド信号を外して作ってしまったクリップでも、ピクセルのアスペクトを「スクエア」として改めて取り込みをさせることで、ワイド信号が付加できることも分りまして、現在のところは、趣味オンリーの16:9ではありますが、近い将来はお仕事でも16:9をやるようになるでしょうから、その過渡期としましては、スクイーズやレターボックスやらと各種のスタイルで完パケを作らなければならないことを考えると、大変貴重な実験でありました。f(^_^;;;
ちなみに、初期設定の条件を変えての再取込みですから、タイムライン上には、要レンダリングの赤い線がずらっと引かれてしまいますが、なんとビューワーのほうの出力をモニターすれば、ワイド信号付加状態でリアルタイムで見られますので、レンダリング不要ということも判りまました。v(^o^)/
ここで、FCPに不馴れな方への解説ですが、接続してあるNTSCモニターには、デスクトップ上のビューワー(所謂ソースモニター)ウィンドウととキャンバスウィンドウ(最終出力)という2つの映像がどちらでも選んで見られますので、便利な使い方ができるのです。
で、(12)で取り込み命令まで到達いたしました。v(^o^)/
繰り返して申し上げますが、一部の方からの御要望のFCPの操作解説など到底できるレベルではないのですが、こんなパソコンオジン初心者でもリニアからノンリニアに移行しても、これだけできれば、とりあえず何とかなりますよ、というエール?のつもりで書いております。f(^_^;;;
だいたいリニアにおいても、DFS-500やらBVE-2000V2やらISISと一応数年前でしたら業務用としては必要十分な機材を持ちながら、単純なカット編集だけ、やってもAロール編集、DFSでは、イントロ部分での転がしやメクリ程度しか使わなかったのですから、ノンリニアにおいても別にそれほどのことをほとんど期待しておりませんでした。f(^_^;;;
とにかく、SDIというフォーマットでリニア編集は金銭的に難しいという理由ですから、リニアで私がやっていたことがだいたいできれば、それで充分ということです。v(^o^)/
それならば、実に気分も楽になるというものですね。
なおかつ、ついでにDVフォーマットでの編集もノンリニアでできるようになり、いままではいちいちベーカムに立ち上げての編集にくらべて、実に快適です。v(^o^)/
ちなみに、DVフォーマットからのベーカムへのコピーは、EDベータをSVHSなどにコピーするのと同様な印象がございまして、DVの高解像度のメリットが薄れ、DVの圧縮の瑕疵とベーカムのドロップアウトだけが目立ってしまうような、あまり上手な方法とは思えませんでした。
そういったこともありまして、いままでは、イントロ部分だけのためにBVW-400Aを持参していたのですが、今度はDSR-500WSですべて間に合いますし、編集のためにベーカムに立ち上げるという、さきほどのデメリット強調?の作業も不要になったのです。v(^o^)/
では、リニアでやってきたことのどの程度までノンリニアでできればよいのか箇条書きにしてみました。
(1) まず、取り込んだクリップのカット編集ができること。
(2) 映像のインサートができること。
(3) アフレコができること。
(4) テロップが入れられること。
(5) クリップのつなぎにワイプやデゾルブができること。
以上の5項目ができれば、すべてOKなんですね。v(^o^)/
達人からみれば、そんな簡単に言っても、奥深いもので、そうはいかないものですよ!と言われそうですが、それは難しく考えればのお話で、できた結果のレベルやプロセスは気にしない、、ということで「Take it Easy !」です。f(^_^;;;
(1)については、プレミアでいうところのカミソリツールが使えればOKですし、(2)はカミソリで切ったものをドラッグ&ドロップでできそうですし、(3)アフレコは CDあたりがBGMとして取り込めれば充分、(4)テロップは、ロールさせるとか、一杯文字を入れたり修飾したりなど考えずに、日付けや場所、シチュエーション、単文がカットで入ればOK、(5)の特殊効果も必要最低限のやり方で充分ということで満足いたします。
そして、それらがリニアでやっていたときと同様の感覚で操作できるようになったらば、初めて難しいものに挑戦すればよろしいわけですね。v(^o^)/
局やポスプロの下請けとかを目標においてしまうと、極端に難しい約束ごとに翻弄されますが、な〜に、御近所の素人さんを喜ばせればOK?の気持ちならば、実に気楽です。f(^_^;;;
とにかく、見た目綺麗であれば、それで充分ということで、また次回です。f(^_^;;;

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