『索引』 (1)〜(4) (5)〜(7) (8)〜(9) (10.)〜(14) (15)〜(19) (20)〜(24) (25)〜

 読者からの御指摘、御指導、御要望によりまして、既出の掲載内容に追加、補筆、訂正があったりしますので、御了承お願いいたします。m(._.)m

(3)のレイドシステム構築のページで疑問だった「低レベルフォーマット」について、御指導いただきました。こちらです。

2001/2/7(7)「D1Desktop64AV」設定(取り込み)

 さて今回の設定は結構いろいろとありますので、画像も重くなります。f(^_^;;;
 本当は小さく縮めたいのですが、大幅に画質が劣化してしまうので、スクリーンショットサイズのまま掲載いたします。f(^_^;;;

 (6)でデバイスコントロールの設定が完了しました。
 ちなみに、デバイスコントロールとは、機材、機器類をどのようにコントロールするかという意味かと思います。
 デッキの制御プロトコルは何を使うかとか、その制御信号のインターフェースに使うポートは如何なるものか?といった制御系を設定(NTSC/PALの選択だけは違いますが、、。)したわけです。f(^_^;;;

 で、今度は、「取り込み」のカードを開きます。
 ここでは、取り込む信号そのものの規格やら品位やらを設定いたします。
 下図が設定完了時のものですが、実際は例によってメニュー選択やらビデオ、オーディオのボタンをクリックして更に深い階層での設定が待っております。
 しかし、その設定結果内容は各ボタンの右側にすべて表示されますから、分り易いですね。








 ビデオボタンをクリックすると下図がでます。
 ここから更に選択項目が待っております。
 このなかで、品質が中位となっておりますが、これは非圧縮なので関係ございません、というより中位に固定されております。f(^_^;;;



 圧縮プログラムの選択メニューです。
 いろいろと用意されておりますね。v(^o^)



 ソースの選択メニューです。
 これは先ほどの圧縮の表示されているところをクリックすることによりソース、この場合は映像信号の内容や出所?を設定するのです。f(^_^;;;



 次に最初画面のオーディオボタンクリックで設定すると表示される画面です。



 それぞれの各設定項目(オーディオソース)です。
 なお、入力は、 「D1Desktop64 Audio input」しかありませんので、選択不要です。f(^_^;;;
 またソースボタンをクリックするとサンプルというのが出ますが、今回は関係ございません。f(^_^;;;





 以上のことを設定完了すると一番上の表になるはずです。
 なお、前にも述べましたが、16:9ですべてを設定しておりますので、アナモフィック16:9のチェックボックスはすべてチェックを入れておきます。

 さて次のカード「シーケンスのプリセット」も設定項目、階層が深いのでまた次回にいたします。f(^_^;;;




2001/2/6(6)「D1Desktop64AV」設定(一般、デバイスコントロール)



 それではFCPを起動しましたら、まずは初期設定にとりかかりましょう。
 なお、今回の設定は16:9の画面を前提に設定してまいります。
 やはりデジベの高解像度を活かし、また将来のアップコンバートのことを考えると16:9で行きたかったからです。v(^o^)/

 で、前回も申し上げたかと思いますが、接続している機材、NTSCモニター、デッキ(DVW-250)もすべて電源をオンにしておかないといけません。
 たとえば、DVW-250からSDI 信号が入力されていないと、NTSCで設定できなく、どうしてもPAL規格になってしまいNTSCモニターも変なノイズ画面になってしまいます。f(^_^;;;
 そんなこともあり、アプリの初期設定とはいえ、すべてスタンバイ状態でのセッティングにいたします。

 で、Macのお約束?、初期設定は編集メニューの最下段ですね。






 初期設定をひらくとまず上図のような設定画面がでてきます。
 上のほうを見ると、一般、デバイスコントロール、取り込み、シーケンスのプリセット、取込み先ディスクとカード選択式みたいな具合になっています。
 これを順繰にめくってゆくのですが、まずは一般の中をすべて設定してゆきます。

 なお、上図は設定完了時のスクリーンショットですが、チェックボックスはそのままクリック、メニュー選択は黒三角をクリックすると、下図のように選択項目が表示されます。
 このあたりは、インターネットのHPで、いろいろな選択画面で使われておりますから、すぐに要領がつかめるかと思います。(^o^)/~~





 次にデバイスコントロールのカードに入ります。
 これを開く(クリック)と、下図のような画面が出て来ます。
 ここでタイムソースのところを「LTC+VITC」にして、ポートを「Stealth Serial Port」にすれば、あとはデフォルトで大丈夫みたいですね。
 なお、「Stealth Serial Port」は、ポートのところをクリックしても、それがデスクトップ画面のはるか下のほうにぽつんと出るので、うっかりするとそれを見落としてしまい、ポートのメニューが出ないのかと思ってしまい、いささか慌てます。f(^_^;;;

 で、この「Stealth Serial Port」ですが、9ピンシリアルインターフェースパーツに付属のCDロムのバージョンがふるかったので、白紙アイコンしかインストールできず、サポートに電話して、ネットからダウンロードすることを教えていただきました。
 ここではすでに連載(4)のところでダウンロードしてあるはずですので、大丈夫ですが。(^o^)/~~





 ちなみに主な選択メニューを下図にまとめてみました。

 





 明日は、取り込みからです。


2001/2/5  (5)「D1Desktop64AV」設定



 さて、全部がインストールできまして、MacG4の背面を眺めてみます。
 標準のコネクターの説明は省かせていただきます。
 右図が、追加、変更した各接続端子類です。
 いよいよ胸が高鳴ります。( ^_^)/■☆■\(^_^ )


接続関係は
* 39160スカジーボード >>>>>>  RAIDハードディスク(マルチケーブル)
* AES/EBU端子     >>>>>> 今回は未接続ですが、DSR-2000等対
                      応しているデッキと接続します。
                      (コードはD1Desktopに付属)
* SDI出力       >>>>>>> BVM14M4DJのSDI入力へ接続(同軸)
                     そして、そのスルーアウトから
                     DVW-250のSDI入力へブリッジする。
* SDI入力       >>>>>>> DVW-250のSDI出力から接続(同軸)
* GENLOCK      >>>>>>> 今回は未接続(同軸)
* 9pinシリアル    >>>>>>> DVW-250の9ピン端子へ接続
                    (コードはステルスボードに付属)

 以上が追加接続ケーブルです。
 その他、標準の電源ケーブル、KB/USBケーブル、ディスプレイーケーブルなどを接続します。
 またMOドライブはハギワラシスコシステムズの内蔵型を使いました。
 なお、周辺機器との相性ですが、ストレージ機器はIEEEタイプのほうがよろしいようです。
 USBタイプのものは、Mac本体に2ポート出力しかなく、片方はKBで占有されますから、どうしても増設ハブを使うことになりまして、本体立ち上げ時のフリーズの原因になりやすいようです。f(^_^;;;

 さてすべてが接続され、周辺機器の電源をオンにしてから、MacG4/500/デュアルを立ち上げます。
 スカジーケーブル、USBケーブル等が接触不良になっていないかぎり無事立ち上がるはずですが、、、。f(^_^;;;

 なお、繰り返しますが、「アップルトーク」や「コントロールバー」「省電力設定」「時刻表示」などバックで動く恐れのあるものはすべてオフにいておいたほうが無難でしょう。f(^_^;;;
 正常に動くのを確認してから、必要に応じて生かしてゆけばよろしいかと思います。

 それではいよいよファイナルカット・プロ(以後FCPとします。)を起動させます。

 なお、私自身、FCPの使い方は超基本的なことしか分りませんので、とにかくSDI信号の取り込み、吐き出しができればOKというレベルで勘弁させていただきます。f(^_^;;;
 編集の仕方や便利なチップについては、その達人のホームページやアップルのHPでお勉強いただければと存じます。

 まずFCPを起動して、ブラウザーのシーケンスをダブルクリックしますと、下のような画面になります。





 この画面でブラウザーやビューアなど、それぞれをクリックして、ファインダーのプルダウン・メニューから設定をしてゆきます。
 当然かも知れませんが、どの画面が生きているかで、メニュー内容が変わってきますので、そのあたりくらいは取扱説明書を良く読まないとまごつきます。f(;_;)

 なお、D1Desktop64AV(以後D1ボード)のドライバーソフトをインストールしてあれば、FCPのメニュー項目の内容が増えるようになっております。
 ですから、基本的にはFCPの初期設定の要領でやってゆけば宜しいはずではあります。f(^_^;;;

 で、また明日、、。

 
 『索引』 (1)〜(4) (5)〜(7) (8)〜(9) (10.)〜(14) (15)〜(19) (20)〜(24) (25)〜