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読者からの御指摘、御指導、御要望によりまして、既出の掲載内容に追加、補筆、訂正があったりしますので、御了承お願いいたします。m(._.)m
アドバイスコーナーこちらです。
(3)のレイドシステム構築のページで疑問だった「低レベルフォーマット」について、御指導いただきました。
(20)の解像度と静止画制作のコツのアドバイスをいただきました。(2/21)
2001/3/10
(32)「蛇足です。v(^o^)/」
SDIノンリニアも、できてしまうと、こんなものか等とあっけないような気が致します。f(^_^;;;
最初の頃は、高速ハードディスクレイドが必要とか、それがまた安定して動かないのでは?とか、ボードが間違い無く動作するのか?など、心配はつきませんでした。
なにせ、ターンキーシステムを購入するのと違って、責任分界点のほとんどが、私個人にしわ寄せされることは明白ですから、分らないことをサポートに尋ねるにしても、神経を遣います。f(^_^;;;
結果としては、概ね親切なサポートやアドバイスを受けられまして、なんとかなりましたが、同じ条件の方がほとんどいらっしゃらなかったことも大きな不安要素でした。f(;_;)
しかし、リニア機器と違って、価格的には、ボードの50万だけが水の泡になるだけで、HDレイドや、パソコンは流用できますし、モニター、デッキなどはいずれもリニアですでに装備しているものばかりでしたから、最悪駄目ならば、またリニアに戻ればいいさ、、、と覚悟は決めておりました。f(^_^;;;
しかしながら、リニアですと、どうしてもDVW-A500あたりを購入しなければならず、現時点(3/10)でも、ビデキンさんで350〜450万が中古価格です。
しかも、特殊効果、テロッパーなど、周辺機器も新たに必要になります。
ですから、いずれにしても、結局ノンリニアで再挑戦ということになるだろうとも考えていたのです。
ま、そういった揺れ動く心理状態のなかで、どうにかSDIでノンリニアができるようになると、今度はリニアが億劫?になりつつあるから不思議なものです。f(^_^;;;
とにかく、リニアでは、ベーカム受けになること、DFS-500、ISISと、いろいろ通過することで、かなり画質も劣化いたします。f(;_;)
もちろん、VHSでの納品画質では、それほど気になるほどではございませんが、ノンリニアで劣化無しの画面を見てしまうと、どうしても気になってしまうものです。
編集のためにパソコンへ取込みさせる手間も、それで慣れてしまうと、差程気になら無くなるのも不思議です。
ま、そういった具合で、私のところも、いよいよフルデジタル環境に移行してゆくのかな?という予感もございますが、ビジネス的には、あまり画質などにこだわるよりも、DVD化など、新しいアイテムに焦点を絞ったほうがよろしいのでしょうね。(^o^)/~~
また新しい企画を思いつきましたら、よろしくおつき合い下さることをお願いいたしまして、脱稿させていただきます。
有難うございました。m(._.)m
2001/3/8
(31)「HDレイドを自作」
少し間が空いてしまいました。
先週、今週と卒業に絡む行事が平日に連続したため、更新できませんでした。f(^_^;;;
それにしても、D1Desktop64AVの画質の良さ、FCPの扱い易さにつくづく嬉しい今日この頃です。
併せて、DVノンリニアのお仕事バージョンもだんだん忙しくなってきました。
お客さんから依頼された写真の取込みなど、これまではベーカムだして、写真を壁にセロテープではりつけてビデオカメラ撮影というやりかたでしたから、画質、ピント、反射、写真画角周りなど、問題点が多かったのですが、いまではスキャナーで取込み、あとはフォトショップで適当に加工して、FCPでビデオ化と、実に便利且つ綺麗に仕上げられるようになりました。
カメラで写真を撮影する場合のメリットとして、写真をなめたり、画像の一部分をズームアップしたりなどの動的な取込み方法があったわけですが、FPCのAE(アフターイフェクト)的機能で、それもカバーできそうです。
で、ノンリニアで仕事量が増える程必要なのが、大容量HDです。
とくにSDIでは、情報量が5倍もありますし、それを同じ時間内に転送するわけですから、高速、大容量のHDが不可欠というわけです。
そのへんのスーパーで売っているような手軽な外付けHDや内蔵用HDが使えれば安上がりなのですが、上記の条件を満たすHDはまだまだ少なくて、品種も限られてしまうのも辛いところです。
で、つい昨年あたりまでは、高速HDレイドを組むとなると、なかなか自作は難しく、どうしても既製品を購入せざるを得ない状況でした。f(;_;)
ウルトラ160対応のケース(電源、インターフェース込み)やケーブルなど、サポートの問題もあり、部品自体を買えるところが非常に少なかったのです。
結果、今回のメインで使うHDレイドも、コムテック社の既製品を購入するに至ってしまいました。
勿論、安定動作、サポート、組み立て研究など、充分なメリットもございました。
それが昨年暮れあたりから、秋葉原でもウルトラ160関連の材料、部品が入手できるようになりまして、試しにと作ってみましたところ、意外とうまくゆきましたので、御紹介いたします。
自作のメリットとしては、とにかくコストが安いこと、そしてメンテナンスもやり易いことでしょうか。
ちょっと以前ですと、部品の手に入れられなかった背景に、自作してもなかなか思うように動作してくれなかったという事情もあったようです。
ウルトラ160という高速動作を安定して保証するパーツや組み立てノウハウ?が不足していたのでしょうね。f(^_^;;;
先ずは、使用するHDですが、ウルトラ160というと、やはりシーゲートのチーター(10000rpm)がポピュラーということで、それにしました。
バラクーダ(7200rpm)も、ウルトラ160対応なんですが、D1Desktop64ボード推奨がチーターだったこともございます。
もっと高速の15000rpmといったものもあるらしいのですが、HDのディスク円盤の径が高速回転のため小さく(枚数は増える)なってしまい、結果速度面でのメリットはあまりないと伺いました。
次に肝心のケースですが、これは結果的には今回2種類作りましたが、片方は作りにくいこと、放熱設計に疑問があることなどで、お勧めのほうだけを紹介いたします。
私が初めてHDレイドを組んだ時、電源部やファン、コネクター類など、すべて組み立て済みとは知りませんでした。f(^_^;;;
ケースとHDさえ用意すれば、あとはフラットケーブルにつないで、数本のリード線を接続するだけ、ハンダごてなどは一切不要だったのには驚きました。
そしてあとは接続用ケーブル、ターミネーターなどは、それようの規格品を使えばほとんど問題なく動くようです。v(^o^)/
とりあえず、画像だけ最初に紹介し、おいおいコメントをつけてゆきたいと存じます。
画像だけでも、なんとなく分かっていただけるかな、、。f(^_^;;;
これはキングストン製、ミニ68ピンLVD対応2ドライブ用です。
¥23,800-(秋葉館調べ)
右図のように、前方に天板をずらしてから外します。
ずらす前に、裏面パネルと天板をつけている極小ビスを外します。f(^_^;;;
側板も少し拡げてから、スライドさせて外します。
サイドのビスを外します。
このように、前方にHD支持部が飛び出せます。
これで、HDの取り付けが非常に簡単になります。
ケーブルの接続は、HD取扱説明書やHD本体の印刷シールを見ればわかります。
ケーブルの色は、JISカラーコードに従っているようです。
黒→0、茶→1、赤→2、橙→3、黄→4、緑→5、、です。
で、HDケース付属のケーブルは、すでに束ねてありますが、一部はそのままHD後部に、一部は結束を外して、HD前部に接続いたします。
HD2ケ分と付属品(ポリ袋)ですが、ケーブル類は使いません。
HDケースについているケーブルだけで間に合います。f(^_^;;;
HD背面を見たところです。
ケーブル類がぶらぶらしていますが、これを裏面端子に接続します。
細く華奢なので、丁寧に行います。
HDを取り付けたら、またケースに収納してあげます。
HD後部のフラットケーブル接続コネクターにフラットケーブルを取り付けます。
これは、結構きついので、慎重に行います。
2台とも取り付けたら、フラットケーブルがファンを塞がないようにまとめて、整理します。
接続ケーブルとターミネーターです。
G4Macとならべて置いてみました。
小さな窓が縦に4つみえますが、ここでIDナンバーを設定いたします。
MacOS標準で初期化すれば、HDの取込み時の反応がすばやくなるようです。(理由はわかりません。f(^_^;;;)
大容量のHDを標準で初期化すると、1ファイル容量は大変大きくなってしまいますが、映像取込みならば、ほとんど無視できますし、フラグメンテーション面でも有利?かなと思えます。v(^o^)/
2001/3/6
(30)「音声取込みパート3」
さてCDからの音声取込みですが、これは取扱説明書を勉強いたしました。
以前に、CDライターで音楽CDのファイルをコピーしたつもりで、全然できていなかったことが記憶のすみにありまして、まずAIFFにするにはどうしたらよいのか?などの方法が分らなかったこと、そして、サンプリング周波数の違いをどう処理するのだろう?など、やみくもにFCPをいじっても、らちがあかないような気がしたのです。f(^_^;;;
なんとなく苦手意識があると、さすがのMacインターフェースも思うようにはならないんですね。f(;_;)
で、これは取扱説明書どおりの説明となりますので、御存じの方はとばして下さい。
基本的にDVフォーマットと同じでございます。
まず、取込む音源CDをパソコンに入れます。
このとき、パソコンの設定によっては、勝手に演奏が始まってしまうこともありますが、その場合は、音は止めておきます。(アップルCDプレーヤーを呼び出して、ストップさせます。)
そして、ファイル>開くから、CDを選択いたします。
このあたりが、取扱説明書みないと難しいところですね。
ふつうなら最初から、ファイル>読み込みと行ってしまうところです。f(^_^;;;
するとCDの全曲が表示されますので、その中のひとつを選択いたします。
そして変換ボタンをクリックします。
すると、変換後のファイル名がトラック17ムービーのようになって、左図のようなダイアログが出ますが、この状態では、保存ができません。(薄地表示)
何故かと言うと、このダイアログは、変換ファイルの保存場所を指定するものなので、「オーディオCD1」のように音源CDに保存などできません。
そこで、ポインターのあるところをクリックして、保存場所を作ってあげます。
この部分はMacで良く出てくる作業ですね。f(^_^;;;
そして、右図が、保存場所を指定した結果のダイアログです。
今回はテストというフォルダを作って、そこへ保存することにしました。
画像では、すでに 「トラック17ムービー.aif」とできてしまっていますが、これは例によってお仕事ついでにスクリーンショットを撮りましたので、順序がいささか狂っております。f(^_^;;;
まだ、できていないと思ってください。f(^_^;;;
なお、この時、オプションをクリックしても、特に何も指定することはないようです。
そして保存ボタンをクリックすると、3〜4分の曲が、10秒強で、AIFFファイル化されます。
と同時に、左図のような、音声オシログラフみたいな画像が表示されますが、今は気にしません。f(^_^;;;
なるほど、いずれはこの段階で、なにか細かな調整ができるのかな?といった感想にとどめておきます。v(^o^)/
なお、この段階で、ブラウザーには、44kのAIFFファイルが取込まれておりますし、それが選択されております。
そしたら、その状態で
ファインダー>ファイルメニュー>書き出し>クイックタイム
といたします。
すると、左図のようなダイアログが表示されますが、これはさきほどのAIFF化された選択ファイルをどのように書き出すかを指定するものです。
で、形式をAIFFと指定してから、オプションボタンをクリックしますと、
右図のようなサンプリング周波数を設定したり、圧縮の設定をできるダイアログが表示されますので、「48.000&圧縮なしに設定」して、保存いたします。
このところで、CD標準AIFF44kを48kのビデオ音声標準ファイルに変換いたします。
この時も10数秒で変換は終了いたします。
実際は変換しなくても、音声は入りますし、再生できますが、やはり標準化しておいたほうが無難でしょうか。(^o^)/~~
そして、保存ができれば、あとは
ファイル>読み込み>
で、ブラウザーにそのファイルを取込んで、自由に配置することができるようになります。
あとは、画像と同様の操作ですが、音声の場合は、特に音量調節が大切ですので、ペンツールを多用することになりそうです。
そのやり方については、さすがのMacインターフェースで、いじくっているうちにできるようになるかと存じます。v(^o^)/
これで、CDからの音声とりこみができるようになりました。v(^o^)/
あとは応用で、音声については、なんとでもなりますね。
要は、48kのAIFFファイルをつくってしまえばよろしいわけです。
これまでは、「B's Recorder Gold」や「MacCDR」などでAIFFファイルを作っておりましたが、FCPでも作れるんですね。
さてSDIノンリニアも映像、音声ともなんとか編集できるようになりました。
あとは、いっぱい練習してスキルアップに努め、ノウハウを蓄積してゆくことが大切なんですが、はたしてどこまでやれるやら、心もとないかぎりです。
しかし、いずれにしても、ホレボレするくらいの高画質で作業できますので、ノンリニアも楽しくなりそうです。(^o^)/~~
もし、デジベなどを使っていない場合でも、DSR-2000などのSDIインターフェース、AES/EBUがあれば、D1Desktop64AVでの高画質作業環境は魅力的な気が致します。
特にCGのビデオ化には抜群の威力を発揮しますし、テロップの美しさも特筆できますから、60万円前後のボードも、テロップマシンを購入することを考えれば安い?とも考えられます。f(^_^;;;
それでは、最後に数人からHDレイドの自作記事のリクエストがございましたので、それを次回簡単に御紹介しまして、終わらさせていただきます。m(._.)m
2001/3/5
(29)「音声取込みパート2」
まずは、訂正からです。f(^_^;;;
前回のノンリニア概略結線図の説明で一部不都合がございました。
これは私の友人で、別にノンリニアをやっている方ではないのですが、電子回路には詳しい方で、「あの図面では説明通りにはゆきません。大丈夫なの?」と言われてしまいました。f(^_^;;;
なにが変かというと、例の「ループになるので、取込み、吐き出しのその都度どこかを外して、、、、」のところで、「あの図面ではどこを外してもモニターできなくなってしまったり、音が出なかったりというふうになってしまいますよ。」というものでした。
なるほど、たしかにそのようです。f(^_^;;;
で、どうしてそんなことになってしまったかと申しますと、実際の私のスタジオ内では、パッチボードを使ったり、NTSCマスモニも複数台つかったり、音声モニターも、パソコン用小形SPをあちこち置いたりしておりまして、図面よりかなり複雑な仕組み(自分でもどうなっているのか分らなくなっております。f(;_;))になってしまっておりますので、それを概念的にこのようになっているだろうと簡略化してしまったのがいけませんでした。f(^_^;;;
ま、そんなこともありまして、細かなところまで書けませんので、「概略」としたのですが、やっぱり変でした。
で、どうすればよろしいかというと、MacのD1ボードからデジベのSDI入力への接続部分に、NTSC(SDI対応)モニターをかませればよろしいようです。
つまり
D1ボード出力>NTSCモニター>デジベSDI入力
として、取込み時は、NTSC>デジベSDI入力外し、
吐き出し時は、図面のNTSCモニター>D1ボードSDI入力部分を外せばループになることは避けられます。v(^o^)/
いやはや、こういったところまで気を遣わないとシステムとしての完成は見られないのですよね。
私が初めて業務用機材を一式導入したとき、別途見積もりで、設置費用というのが「うん10万円」という金額がございましたし、今回のD1ボードにしましてもインストール費用というものがございました。
もちろん、いずれもなんとか自分でこなしましたが、忙しい身の上で、他にいろいろとお仕事を抱えていましたら、きちんと動作を保証してくれるまでのセッティングノウハウ料としては、リーズナブルだったのかも知れません。f(^_^;;;
ただ、そういった繋ぎこみやセッティングも趣味の範疇ということもありまして、苦しみもできてしまえば、楽しい思い出?ということでもありましょうか。v(^o^)/
特に私の様なシチュエーションでは、できるだけ自分でやっておかないと、何かあった時、そうそうサポートをあてにはできにくいこともございます。f(^_^;;;
さて今回も長いイントロで恐縮でした。m(._.)m
音声取込みパート2ですが、最初のころに比べて、特に独特なことがなくなっておりまして、いわばFCPの使い方みたいな感じですから、FCPユーザー諸氏にとっては飛ばし読みレベルと御承知置き下さい。m(._.)m
ま、FCP未経験の方や、この企画にそって初めてノンリニアをやろうとする方に概要や感覚をお伝えする程度、つまり、私のレベルということです。f(^_^;;;
で、前回で、デジベポータブルDVW-250から、10ビットD1映像信号、16ビット/48kzの2チャンネル音声信号の取込みができました。
といっても、「今すぐ取込み」ボタンで、取込みが完了(止めたい時点で、ESCキーを押す)しますと、いわゆるプレビューウィンドウが表示されます。
そこで取込んだ素材がデスクトップ上で確認できますが、アラート(プレビューは使用不可)にも出ますように、取込んだままでは、NTSCモニターではみられませんし、タイムライン上ににも配置できません。
まずは、すぐに保存しておく(ファイル>保存)ことが肝心かと存じます。
別名保存でなければ、初期設定で指定してあるHD内に「名称未設定ファイル」という名前で自動的に作成されます。
そうしたら改めて、ブラウザーをオン(デスクトップ上で最前面ということ)しておいてから、ファイル>読み込み>保存先を指定してゆき開く(ダブルクリックまたは開くボタン)で、ブラウザーに読み込まれます。
次に読み込まれたファイルをブラウザーからビューワーにドラッグ&ドロップすると、今度は、NTSCでも見られる状態で取込み映像を再生できます。
その時点で、あらためて編集>項目のプロパティーで、まえまえからお話していますように、その都度設定内容の確認、修正をしておきます。(このあたりが、DVフォーマットで4:3より煩雑なところかも知れません。)
この設定にミスがあると、タイムライン上の最上段に赤いライン(要レンダリング)が表示されてしまいます。
もし赤い線が表示されてしまった場合は、ファインダーのプルダウンメニューの編集のトップにあります、やりなおしの意味(これは直前に行った動作により言葉がことなっております。)のところを選びまして、取込みをやりなおします。
もしここをそのままにして、すすめてしまいますと、なんとか編集できてしまいましても、不明のファイル?とかのアラートが出てしまい、開くことができなくなってしまったりします。(もっとも、その場合は、いったんFCPを終了して、その保存されている不明ファイルをダブルクリックして、そこから自動的にFCPが起動するようにすれば、開らけます。)f(^_^;;;
そして、今度はタイムラインを最前面にしておいて、シーケンス>設定から、シーケンスのプロパティー?みたいなものの設定、確認をしておきます。
これはFPCの使い方だけではないかと存じますが、ビデオ編集の場合は、ソース側、アウト側、ブラウザー、タイムラインと、最低でも4つの画面を同時に表示させておくわけです。
で、最前面の画面とは、画面枠が黒くきちんと表示されているものを言っているわけです。f(^_^;;;
どの画面が最前面?かで、メニュー項目、ファインダー内容などが変化してしまいますから、そのあたりになれるのにオジン初心者には時間がかかるかも知れません。
普通のアプリでは、画面は一つだけだしておけばだいたい間に合いますので、慣れ?が必要と感じた(あくまでも私の場合です。)次第です。f(^_^;;;
←の図のように編集の初期設定ですべて設定済みのつもりでも、シーケンスウィンドウをオンしておき、シーケンス>設定とえらぶと、全然違うDVフォーマット4:3になっていたりします。f(^_^;;;
ただ、いずれにしましても、Macの場合は、Macに慣れ親しんでいれば、きっとこうなるだろう、と予測しますと、概ね期待に応えてくれるところが嬉しいですね。
特にFCPは、Macらしい仕上がりとなっているようです。
なにかしたいところをクリックすれば、それなりに応答してくれるところが素晴らしいですね。
例えば、クリップとクリップの繋ぎ目をクリックすると、黒くなって、特殊効果モードへ導いてくれたり、クリップの前後をクリックすると、それを引き延ばしたり、縮めたりのアイコン?にポインターが変化したりと、とにかく人間の感性に素直な印象です。v(^o^)/
どうも雑談に走りがちで、すみません。m(._.)m
ビューワーウィンドウに取込まれた映像、そして設定部分の確認、再設定がすみましたら、いよいよビューワーウィンドウからキャンバスウィンドウにドラッグ&ドロップです。
もちろん、タイムライン上に直接ドロップしても構いません。
これで、タイムライン上には、映像信号V1、音声信号A1,A2と帯状に表示されます。
ここで、デジベの場合は4チャンネルの音声信号をもっていますので、音声だけ追加取込みをするのであれば、ログと取込みウィンドウの取込み設定で、音声だけとすれば、音声だけとりこめます。(もちろん映像もいっしょならば、そのような設定しなおしは必要ございませんが、音声の追加取込みで、おなじ映像信号をまた取込むのは無駄な作業ということですね。f(^_^;;;)
追加取込みの場合は、タイムライン上の使っていないラインにドロップすれば、自動的にV2とかA3とか作成されます。
たとえば、フォトショップの文字レイヤーなどは、レイヤーの数だけ、ビデオラインが作られます(V2、V3、V4、、、Vxみたいに)
それをそのまますべて表示させてしまうと、←図(キャンバス画面)のようになってしまいますから、タイムライン上の必要なものだけをダブルクリックして、ビューワーウィンドウに表示させてから、現在編集しているシーケンスを表示させ、その所定の位置にドラッグ&ドロップすればよろしいわけです。v(^o^)/
もしかすると、手順がおかしいかも知れませんが、取扱説明書読まずにいじくり廻したやり方です。f(^_^;;;
なお、このフォトショップからの読み込み画面は、先日のブラバン収録の時のDV編集画面を流用しましたので、4:3となっております。
そして、あとはお馴染みカミソリツール、横移動ツール、などで編集してゆけばよろしいわけですね。
このあたりからは、各自のFCPのスキルに委ねさせていただきます。
ま、目標としましては、テロップ(モーション機能などはアフターイフェクトみたい?)、特殊効果、音声レベル調整、フォトショップのレイヤー取込みと加工、そしてCD音源などの利用などでしょうか。
上記のうち、CD音源の取込み以外は、FPCをいじくり廻しているうちに自然とできるようになってしまいます。(もちろん超基本的なレベルではありますが、)。
ここまでこの企画をすすめる過程では、ほとんど取扱説明書は必要無いといったらやはり言い過ぎでしょうか?くらいな感じです。v(^o^)/
もちろん、Macに慣れ親しんでいるという条件付きではありますが。f(^_^;;;
で、唯一CD音源の取込みだけは、取扱説明書を参考にいたしました。f(^_^;;;
ま、これも、その気になれば、なんとかなるような気もしたのですが、CDは44kですが、ビデオは48kのサンプリングなので、そのあたりが気になったもので、一応取扱説明書に敬意を表しました。f(^_^;;;
ということで、CDの取込みは次回に怪説させていただきます。f(^_^;;;
2001/3/4
(28)「音声取込みのパソコン設定」
どうやら、SDIノンリニアに挑戦も、この音声取込み、吐き出しが済めばなんとかクリアできそうな気配が感じられる今日この頃、なにせこの原稿を書きながら実験したり検証したりですから、かなり危なっかしいものでした。f(^_^;;;
いずれにしても、パソコンやノンリニアビデオにお詳しい方ならば、すぐさまいろいろと応用しまして、かなりのことができるのではと存じます。
悲しいかな、私の場合は、「あ、取込んでくれたようだ。」「お、こうするとカットしたりインサートできるんだな、」「ワイプやデゾルブはここで設定するのか」「テロップはこんな感じで入るのか。」「音声のレベル合わせはこのようになるのか」「なんとかテープに戻せたようだ。」といった具合で、とにかく超基本的な技だけで精一杯ですから、いろいろと気付いたり発見したり、学習したりしても、それらを御披露できるようなものはほとんどございません。f(^_^;;;
ただハイエンドといわれているものを使ってみたいけれど、どうしていいのか分らないといったような方がもしいらっしゃれば、多少なりとも情報交換の場としてお役に立てられるかな?といった趣旨で始めました。
私自身、周りに質問できる方が非常に少なく、質問したくても、その仕方が分らなかったり、ネットの掲示板等でデジベがどうのこうのと質問しても、一笑にふされるのが落ちと、なかなかしんどいものがございました。f(;_;)
で、このような企画で、まず私が情報を発信することにより、達人の方々からの有り難い励ましや実験方法などアドバイスをいただけまして、正解でございました。
今後ともなにかと不案内なので引き続き御指導いただければ幸いでございます。m(._.)m
いつも雑談前置きが長くなって申し訳ございませんですが、最近はまったく新しい閲覧者もいらっしゃいまして、過去の経緯やら、当方の事情やらを、ときおりお話しませんと、メールで個々に説明するのがしんどいこともありまして、御了承いただければと存じます。m(._.)m
で、本論に戻しまして、
前回、接続方法を述べましたので、一応図面にしてみました。
なお、図面では、映像、音声ともループが出来てしまっておりますので、実際の使用時には、取込み、吐き出しの両モードで、不要なところを外しておかないと、発振したりしますので、要注意でございます。
また、DSR-2000の設定も、取込み時は映像、音声ともSDI入力にしておきますが、デジベへの吐き出し時は、音声はAES/EBU入力に設定いたします。
ま、これはDSR-2000の使い方の問題ですはありますが。f(^_^;;;
なお、余計なことかも知れませんが、Macのアピアランス設定で、プラチナサウンドを使っていると、ビデオの音声モニターから、バチバチ、カタカタとかなり大きな音が出てしまいますから、それはオフしておいたほうがよろしいかと存じます。f(^_^;;;
ということで、音声のテープ戻しの際にアナログ経由とはなりますが、デジベの音声記録は48k/16bit/4チャンネルデジタルですから、現実問題としてほとんど気にならない差?かと思います。
もっとも、ノンリニア側のHD内には、デジタルのまま入っておりますので、HDのままとっておければよろしいわけでもございます。
ま、いずれにしても、映像、音声ともこれで劣化無く取込みはできますので、パソコン側の設定に入りたいと思います。
デジベの素材テープの音声の取込み、そしてCD等のBGMの取込みができればいいわけです。
その他の音声素材についても、あとは応用ということでお願いいたします。m(._.)m
素材テープの取込み。
まず、FPCの初期設定については、2月7日(7)「D1Desktop64AV」設定(取り込み)で説明してありますので、割愛させていただきます。f(^_^;;;
あとは、
アップルメニュー>コントロールパネル>サウンド
で、音声の入出力が正しいかどうか確認いたします。
そして、ログと取込みモードで、音声レベル表示が、きちんと振れていればOKです。
あとは、いますぐ取込みボタンで取込みを始めれば、音声、映像ともしっかり取込む筈です。
続きます。m(._.)m
2001/3/2
(27)「D1Desktop64AVへの音声取込み」
さてD1Desktop64AVの音声やりとりは、AES/EBUだけとのことで、いささか困りました。f(^_^;;;
アナログ入出力、SDI重畳といった方策が選べると便利なのですが、現時点でコスト的には最廉価と思われるボードですし、一般的にSDIノンリニアをやるところならば、DVW-A500あたりを持っているのが当たり前と考えれば、致し方ないところでもあります。f(^_^;;;
また、このボードのユーザーにはCGアーティストが多いと伺っておりますので、CGを画質的に綺麗にNTSCに落とせさえすれば、音声は二の次?といった考え方もあったようです。f(^_^;;;
そういったこともあり、最初は音声については何もないボードからリリースされ、後からAVというバージョンで音声対応になったみたいです。
で、なんとかAES/EBUで接続できないと完全なSDIノンリニアとはいえませんので、いろいろと検討いたしました。
アナログ←→AES/EBUとかSDI←→AES/EBUの変換インターフェースを用意できればよろしいわけです。
ヤマハのO2-Rとかいったオプション対応のデジタル音声ミキサーなどがあればよろしいのですが、そのためだけに設置するのでは、がさばって置き場所に困ります。
やはりボードに2、30万円追加でアナログ、またはSDI重畳が対応になるのが一番有り難いのですが、それではお話が進みません。f(^_^;;;
ここで、ふと気づいたのです。v(^o^)/
手持ちのDVカムデッキ、DSR-2000を使うという方法です。
DSR-2000は万能インターフェースともいうべきDVカムデッキでして、SDI信号、SDTI信号、DV信号(オプション)、アナログコンポーネント、YC、コンポジット、AES/EBU、アナログオーディオ信号、といったものが、すべてリアルタイムに変換できるのです。v(^o^)/
DV/SDI/アナログコンポーネント/YCといった相互変換が自由自在なんですね。
ですから、デジベポータブルDVW-250の機能不足部分だけ、DSR-2000を利用すればよろしいということに致しました。f(^_^;;;
SDIノンリニアにDSR-2000が必要ということになると、いささか予算が狂うという方もいらっしゃるかも知れませんから、その場合は、さきほどのO2Rなどを用意すればよろしいのですが、やはりいろいろと考えるとDSR-2000は便利アイテムかと思えるようになりました。
というのは、2000のDV/SDI変換機能は大変すぐれものでして、フォーマット変換ロスをほとんど感じさせなく、特にCG等を制作するとき、D1フォーマットで作ってしまい、2000にSDIで送って、DVフォーマットにすれば、かなり高画質を実現できるようです。
事実、FCPのテロップ機能も、DVフォーマットでつくるより、D1でつくってからDVにダウンコンバートしたほうが、明らかに綺麗に仕上げられます。
これはソフトの問題なのか、DSR-2000のコンバーターが優秀なのか分りません。
いずれにしても、最高画質のまま、SDフォーマットのやり取りを考えると2000のSDIインターフェースが便利なことは確かです。
さらに、SDIに重畳した音声を分離することも、重畳させることも自由自在ですし、デジタルのまま2000の内部で音声の入出力レベルを調節できるのです。
ふつうのDVデッキでは、ファイヤーワイヤーで接続した場合は、音声レベルはソースレベルを踏襲するだけです。
イベント収録などで、長時間にわたるものですと、編集時点で音声のレベル修正をしたくなることも度々ありますが、それがデジタルのままできるというのが重宝なんですね。(^o^)/~~
どうも横道に逸れてしまいますが、ここは2000を誉めたたえる企画ではございませんので、軌道修正いたします。f(^_^;;;
まず、SDIボードへの取込みです。
DVW-250のSDI出力をDSR-2000経由でスルーアウトからD1Desktop64のSDI入力に入れてあげます。
もしくはSDIの分配器みたいなものを使用してもよろしいでしょう。
これで、映像信号に関しては、OKです。
そして肝心の音声信号ですが、これは先程SDIを2000にも入力してありますので、DSR-2000のAES/EBU端子(BNC)から取り出します。
それを、SDIボードのAES/EBU入力端子に接続すればよろしいわけです。
また、ボードのAES/EBU出力端子から2000のAES/EBU入力端子に接続すればよろしいわけです。
こうすることで、デジベポータブルのSDI音声重畳信号がD1映像信号とAES/EBUに分けて使えるようになります。
ここで、注意することは、SDIボードのレファレンス端子(BNC)には、DVW-250、DSR-2000と同じ同期信号を入れて音声と映像がだんだん狂ってしまわないようにしておくことが肝心です。

上図で、左側が、D1ボードの音声インターフェース(Dsub15pin)に接続、右側がDSR-2000のAES/EBUインターフェースに繋がります。
一部接続を外してあるのは、このように変換コネクターが必要になるということです。
D1ボードに付属してくるAES/EBU接続ケーブルは、キャノン3Pですし、2000側はBNC端子だからです。
なお、WordClock出力が如何なるものか存じません。f(^_^;;;
何かタイムコード信号のようなものでしょうか?
まだ使っておりません。f(^_^;;;
なお、このほかにSDI信号がデジベからDSR-2000に行っておりますが、見えておりません。
なおこの画像は、ノンリニア機材と2000等の収納してあるラック間の配線露出部を撮影したものです。
そして次にSDIボードからの吐き出しです。
これだけはいささか辛いところです。f(;_;)
一応、取込みの反対をすればよろしいのですが、DSR-2000のSDIへの音声重畳機能を使うと、折角のデジベ10ビット4:2:2が、8ビットになってしまいます。f(^_^;;;
で、仕方ないので、音声送りだけはアナログでやります。f(^_^;;;
ボードのSDI出力は、直接DVW-250に入れてしまい、ボードのAES/EBU出力は、先程説明したようにDSR-2000のほうに入れてあげます。
そして、DSR-2000のアナログアウト(キャノン)から、DVW-250のアナログインに入れてあげます。
つまり、DVW-250にはAES/EBU端子が無いので、DSR-2000を通して、アナログ出力を得て、それをDVW-250のアナログ入力に入れるということです。
これで、どうにか音声のやりとりが可能になります。
10ビットと8ビットの差が気にならない用途であれば、DSR-2000のSDI/
音声重畳機能をつかえば、2000のSDI出力からDVW-250のSDI入力へ同軸繋げばよろしいわけですから、簡単にはなります。f(^_^;;;
しかし今回の企画では、画質重視(10ビット4:2:2ノンリニア)がやりたかったわけですし、そのためのD1Desktop64AV(8ビットならば、他メーカーでいろいろと選べます。)ですから、音声のデジベ送りはアナログということで妥協いたします。f(^_^;;;
もちろん、DVW-500を持っていれば、そのようなやりくりは必要ございません。f(^_^;;;
ボードとデッキ間をSDIとAES/EBUで繋げばOKです。(^o^)/~~
これでなんとか原理的にリーズナブル?な接続だけはできたようです。f(^_^;;;
あとはパソコン上の設定ですが、続きます。f(^_^;;;
2001/3/1
(26)「音声はどうなってるの?」
このコーナーの行方に関心のある友人(Bバージョンマニアの一人)が昨日遊びにいらっしゃいまして、いろいろと歓談いたしました。
で、「映像については取込み、簡単な編集、そして吐き出し、と可能なことが分かった。あとは音声についてきちんとフォローできれば、ターンキーシステムとして、そっくり真似するマニアも出てくるのでは?」というような話題で花を咲かせました。v(^o^)/
実は、私がHPを立ち上げた当初(96年)、地元近郊のBバージョンマニアグループの紹介などを少ししたのですが、そのときひとりひとり取材をしたものも掲載したいなどと言ったこともありました。
とにかく、ま、普通の金銭感覚でしたらBバージョンなどという機材は到底論外なアイテムな筈ですが、たまたまB症候群?に冒された方々が集うことで、ますます強力な感染、増殖ビールスとなってしまい、切磋琢磨しながら、インスタントラーメンで食を繋ぐばってもカメラをデッキを編集機を、と揃えていったのです。f(^_^;;;
その豪華さには目を見張るものがあり、400A、300Aはいうに及ばず、放送業務用機材をそれぞれが、何かひとつは所持しているといったあんばいで、ついそのグループ内での会話では、うん10マン、うん100マンという金額単位がいとも簡単に飛び出したりしますから、その事情を知らない一般人が聞いたら、余程のごう慢、思い上がりととられても仕方ないような雰囲気で充満しておりました。f(^_^;;;
たしかに私がパソコンに興味を惹かれ始めた頃、ビデオ機材に比べてあまりに安い?と感じられたこともあり、Macの最高機種(当時は9500)に限界メモリーを積んだりして、パソコン師範の友人をして、「素人は怖い」と言わせしめたりしたものです。f(^_^;;;
パソコンマニアの世界では、その世界なりの考え方、コスト感覚などがありますから、そこへ土足で踏み込むような接し方は顰蹙を買う以外の何ものでも無いことも感じました。f(^_^;;;
逆に、パソコンから映像の世界に入った方が、リニアの価格スタンダード?にピントが合わせられず、お話が噛み合わないことも度々目にしております。f(^_^;;;
そしてその後、一部のマニアがプロに転向してしまったり、インターネットが盛んになったりで、紹介されてしまうと、勤務先やその他知れてしまっては都合が悪い場合もあるなどの諸事情により、個人の紹介企画はボツになってしまっておりました。
しかし、その方々のほとんどがインターネットをやるようになりパソコンに馴染んでくると、ノンリニアに興味を持ち始め、すでにB患者の数人は開始しております。
しかし、リニアの世界と異なり、パソコンに向かうとリニアな感性?がどうしても損なわれてしまうという現実になかば挫折気味の方もいらっしゃいます。
リニアに慣れ親しんできた人間にとって、とくに年齢を考えると「まずパソコンの勉強から」というのが、どうにも抵抗があるわけです。f(^_^;;;
そこには機材はプロ?でも、趣味でやっているという甘えの気持ちがあることも確かではありますが。f(^_^;;;
しかし、私がオジンであるにも拘わらず、なんとか真似事から始められたことを注目していました友人が、一応の操作を見学、実習?したりして、いわゆる「ターンキーシステム」というキャッチフレーズを掲げれば、「及び腰の方々も、初めてテロッパーを使った頃を思い出せば、似たようなもの?」と斬新な御意見を得たわけです。f(^_^;;;
たしかに、業務用テロッパーなど、パソコンそのものといえるものもあるわけですし、それを皆さん専用機ということで、なんとか使いこなしているわけですから、「専用機」という感覚で捉えれば、使えるようになるのでは?といった感じでしょうか。f(^_^;;;
まして、地元Bマニアグループでは、私が一番オジンではありますが、経験は一番浅く、私がEDベータと騒いでいた頃、すでにベーカム、M2、U-マチックなどを使っていた方々ばかりでしたから、「太田さんにできるのだから、俺にだってできる筈」と潜在意識としては持っているかと推測できるわけです。f(^_^;;;
ま、パソコンオタクや映像のプロからすれば、「何を寝言言っているの」といったレベルのお話ではありますが、えてしてそんなものです。(←どんなもの?)f(^_^;;;
相変わらずの長い前置きになってしまいましたが、そういったパソコンアレルギーのB患者を対象にしました「ターンキーシステム」を完成させるためにも、やはり音声についても、きちんとして説明して欲しいということなのです。
すでに、友人の一人はパソコン一式(もちろんMacです。)、ボード、ソフトと、かみさんに内緒の金銭工面に走り始めておりまして、これは責任重大だな〜と思っております。f(^_^;;;
で、音声ですが、DVでしたら、ファイヤワイヤーで簡単接続、映像、音声一緒に編集できるのですが、D1Desktop64AVボードでは、そう簡単にはまいりません。f(;_;)
デジベからは音声4チャンネル(48K/16ビット)がSDI信号に重畳されて入出力できるのですが、当該ボードでは、AES/EBUでのインターフェースとなっております。
ですから、音声信号に関しましては、私のようにデジベポータブルだけしか持ち合わせない場合は、いささか面倒なことになるのです。
DVW-250の音声はアナログポートがキャノン3Pで4つと、あとはSDIの入出力だけ、つまりAES/EBUは持っておりませんので、D1Desktop64AVボードとの音声のやりとりはできないのです。
その件につきましては、取扱い代理店のサポートに伺ってみたところ、今後も音声がSDI信号に重畳されるような仕様にすることはなさそう、とのことでした。f(;_;)
私としては2、30万円のアップくらいであれば、是非そうして欲しいところですが、案外それは難しいことらしく、ソフトの安定動作という観点からも、音声はAES/EBUで独立して扱ったほうがよろしいとのプロ現場の声もあるとのことでした。
そのような事情もありまして、これまでの私のSDI編集は映像のみ、音声はいわゆる白完パケが出来上がってからDVW-250にコピーするときに、アナログ入力していたのです。f(^_^;;;
もっとも、デジベでのお仕事などはほとんどございませんし、あってもカット繋ぎだけ、テロップは、その部分だけベーカムSP、もしくはDVカムでやって、DVW-250のカメラ端子から、サンドレック特注のアナログコンポーネント入力ケーブルで、アップコンバートするというやり方でした。f(^_^;;;
しかし、折角のSDIノンリニアができるようになったわけですから、当然音声も含められなければ、あまりに片手落ち?というべきでしょうか。f(^_^;;;
で、なんとかかんとか音声の編集もやってみましたので、続かせていただきます。f(^_^;;;
なお、HDレイドの自作の記事はその次までお待ち下さい。m(._.)m
2001/2/28
(25)「雑談と小さな発見」
ちょっとのつもりでしたが、しばらく間が空いてしまいました。f(^_^;;;
折角覚え始めたノンリニア編集が少しでも定着するように、最近請けるお仕事はできるだけリニアは使わないようにしているため、却って手間がかかっているような、、f(^_^;;;
でも不思議なもので狭いスタジオ内とはいえ、いちどパソコンのデスクトップとマウスだけで作業が始まってしまうと、リニアブースとノンリニアの間の数メートルの移動が結構面倒になります。
テープを入れ替えたり、編集機でガチャガチャやるのが煩わしくなるんですね。f(^_^;;;
おかげで、ベーカムデッキに電源を通すことがぐっと減ってしまい、そうなるとリニアの編集設備のスペース喰い?が気になり出すものです。f(^_^;;;
特に最近のお仕事は、長撮りからチョイ廻しまで、ほとんどDVカム収録にしたため、イントロ部分までもノンリニアでつくってしまうと、完全にベーカムでのリニアシステムは休業状態になってしまっています。f(;_;)
となると、やたらと場所をとっているリニアシステムがどうもニモッコ(栃木ローカルな言い回しで、煩わしく気になってしまうことの意だが、、)になってしまう、とはいうものの、時折、知り合いの業者さんが、「これダビングして」とベーカムやデジベのマスターテープを持ってきて、それをDVカムやSVHSにダビングすることがありますし、田舎ではハッタリ効果抜群の貴重な設備でもありますから、処分するわけにも参りません。f(^_^;;;
結局、ハイブリッド環境も、身体や能力のほうがハイブリッドに適応しにくいようで。f(^_^;;;
ま、ロールテロップがどうしても必要な時だけ(以前は多用しておりましたが、ノンリニア始めるようになってから避けております。f(^_^;;;)リニアを使うのですが、その部分だけ画質がぼけた感じになってしまうのが気になり始めたりして。f(;_;)
もっとも、VHSなどへダビングしてしまえばほとんど関係ございませんが。v(^o^)/
逆に、DVやDVD-R等へのコピー要求が出てくると、ノンリニアでゆかない限りDFS-700を始めとして、コンポーネントデジタルテロッパーなど、かなりの高額投資が必須になってしまったような気もします。
DFS-500を通すだけ、ベーカムSPにダビングするだけで、DVフォーマットのメリットがかなり薄められてしまうことを実感してしまうのが辛いところですね。f(;_;)
で、このSDIノンリニアの連載を始めてから、いろいろとアドバイスを頂いたり質問メールをいただいたりで、それなりの反応に有り難いやら焦ってしまうやら、いろいろございます。f(^_^;;;
ただ、質問に関しましては、私が初心者修行中ということもあり、まともの御返事、回答が差し上げられないことは御容赦いただきたいと存じます。m(._.)m
でも、それらを切っ掛けにいろいろと発見することもありますので、その都度こちらで御披露させていただきたいと考えております。
で、本日は、先日話題にしましたFCPのテロップ機能で、和文モードと英文モード混在不可の件で、和文は和文で統一しておけば大丈夫と言ったのですが、それでもダメな場合を指摘されました。
何かと言うと、スペースキーが使えない、というか、テロップの文章を入れるところ(コントロールカード)でいくらスペースを空けても、ビデオカードに戻すと、つまりビューワーウィンドウには、少しもスペースが空かないというものでした。f(^_^;;;
で、いろいろと実験しました結果、「シフト+スペース」キーで空けてあげると、きちんとスペースがとれるようになりました。v(^o^)/
テロップ機能に関しましては、なにかと評判は芳しくないようですが、かといって簡単なテロップならば、フォトショップを使うまでもないですし、縁取り字が簡単に使えるのも魅力でございます。
その他いろいろと御提案、アドバイスを参考にいたしまして、実験、検証しておりますので、御期待禁物ですが、お待ち下さい。
私同様、使用機材と経験にギャップのあります方々からの熱い御支援、御期待に僅かでもお応たえできれば嬉しいですね。v(^o^)/
2001/2/24
(24)「発見!レイドが早く立ち上がる。」
明日(25日)は、栃木市民吹奏楽団の定期演奏会収録ということで、本日は早めにアップ、明日は更新できないかも知れません。f(^_^;;;
で、本日は先日秋葉原で追加購入しましたレイドケースで形を揃えましたHDレイドを使って、実験をしてみました。(下図)
で、どういうことかと言いますと、このSDIノンリニアを始めてからずっと懸案でした、HDの立ち上がりの遅さについてです。
10000rpm/36G/4〜8ケ/ソフトレイド、というような条件下で、FCPの「今すぐ取込みボタン」が、「そのうち取込む予定ボタン」みたいな反応になってしまっておりまして、その解決策は、ハードレイドを組むか、取込みを別のソフトでゆくかといったようなことが聞かれておりました。f(^_^;;;
もしかすると、FCP2.0バージョンでは解決されるかもしれない、などの期待もござます。
ま、多少立ち上がりは遅くとも、取込みを始めてしまえば後は順調で、出力もレンダリングも全然問題ございませんので、リニアで粗編してから、まとめて取込みをすれば構わないというつもりでしたが、始めてDVフォーマットで古いHD(4G×2/7200rpm)のときは大丈夫だったことがどうも気になっておりまして、あることをたしかめてみたのです。
これまでは、いろいろと実験したくとも、SDIノンリニアのほうのHDはデーターが詰まっておりましたので、初期化するわけにもゆかず、あくまでもその範囲内での検証でしたが、先日秋葉原で、買い求めたレイドケースで、同じデザインのものが2組そろいましたので、それを初期化しなおしたりしまして、実験したのです。
で、初期化ですが、レイドの容量が大きいこと、2Gの壁の問題、OSとの相性?などがありますので、現在は当然のごとくMacOS拡張モードで初期化しておりました。
しかし、私の場合、以前に拡張OSを使ってしまったために、互換性の問題で苦労したことや、手持ちの古いアプリケーションとの絡みで、7.6や8.0でしか動かない場合もあること、ノートンとの相性、フラグメンテーションの点では、拡張OSのほうが、ひどい状況になりがちなこと、などなどで、G3やG4を購入してからも、すぐにMacOS標準で初期化しなおして、再インストールをしてから使っていたのです。
しかし、やたらと大容量のHDが出現したり、以前のように拡張OSと標準とのバッティング?みたいなこともなくなったことを感じてから、G4マシンだけは、すべて拡張OSに統一いたしました。
しかし、G4を標準OSで使用していたときは、FCPの今すぐボタンがほとんど瞬間的に立ち上がったいたのです。
それについては。HDが、古い、低回転、小容量、スカジーもウルトラワイドといったことで大丈夫だったのかと思っていたのです。f(^_^;;;
しかし、今回新しい自作HDレイドを使って、いろいろと試してみたのです。
つまり、Mac本体のほうは従来通り拡張OSですが、HDレイドのほうは、標準OSで初期化したのです。
約70G強(18G×4)ですので、シンプルテキストで、「栃木のおじさん」と書いて、保存しただけで1メガバイトのファイルになってしまいます。f(^_^;;;
しかし、FCPの取込みファイル、レンダファイルとしては、最低でも1メガ程度の実質容量がありますので、別に不経済ということもありませんし、なによりフラグメンテーションに関しては、却って好都合ではないのかと勝手な解釈をしまして、標準で初期化しました。
そして、B’sベンチで測定したり、HDレイドの反応をみてみたのです。
そしたらなんと、標準OSで初期化したものでレイドを組むと、FPCの今すぐボタンにたいするHDの反応が、かなり早くなることを発見いたしました。
今回の18G×2×2チャンネル、合計70Gで、
拡張フォーマットでは、35秒
標準フォーマットでは、5秒以下
という結果でした。v(^o^)/
これならほとんど遅れは気になりません。
B’sベンチでも、ほとんど差はございません。(150〜190メガバイト/秒)
ただし、まだFPCの細かな機能との相性は検証しておりません。
とりあえず、SDI信号4分〜5分弱、約10G程度を読み込ませると、FCPの2Gを越えないチェックで、自動的に2G(1.9G)のファイルが5つ生成されています。
このうち、一番最初の 「0002-av-0」というファイルが代表?らしく、これを読み込むと、すべてが再生できますが、それ以外は「不明のファイルです」のアラートが出て読み込めません。
ということで、今後しばらくは標準OSで初期化したものを使ってやってみることにしました。v(^o^)/
ただ、またテロップがレイヤー機能画面からインサートモードが選べなくなってしまいましたが、強引裏技?でやれますので、問題ございません。f(^_^;;;
既製品のHDレイド(36G×4×2チャンネル/10000rpm)もいまあるデーターを消せるようになったらば標準OSで初期化して見ましょう。
また少し進歩したようです。v(^o^)/
続きます。m(._.)m
2001/2/23
(23)「昨日の雑談の訂正です。」
昨日、電話でテロップが入らないといった質問に対しまして、こうすれば入りますよと解説したのですが、やっぱり怪説になってしまいました。f(^_^;;;
私の場合、D1Desktop64AVを使って、16:9というアスペクトを採用しているため、DVフォーマットでの一般的編集方法と一部設定違っていることもありまして、とにかく動かすこと優先、しかもどこまで取扱説明書に頼らずできるか?(←正確には取扱説明書を読むと私がフリーズしてしまう恐れがあるから頼れない、、f(^_^;;;)みたいな極めていい加減な操作をしております。f(^_^;;;
で、インターネットは有り難いもので、とくにこのコーナーは達人の方が数多くいらっしゃっておられるようでして、おかしなところはすぐに御指摘いただきまして、併せていろいろと貴重な情報まで付け加えられる等、本当に感謝いたしております。m(._.)m
くどいようですが、機材と使う人間のギャップにはなはだ問題のあるわけでして、とにかく皆様の御協力なくしてお話が満足にはすすめられません。f(;_;)
皆様からのアドバイスで軌道修正しながらやらせていただいております。m(._.)m
で、その怪説ですが、フォトショップで作ったものや、FCP内蔵のテロップ機能を使う時、タイムラインのビデオの2つくらい離れたところ(V3あたり)にビューワーからドラッグ&ドロップするとよい、と申し上げたのですが、下図のように、スーパーインポーズという項目がキャンバスウィンドウ上に編集オーバーレイという表示方法で登場いたします。

私の場合、たまたま設定内容の煩雑、複雑の不手際から、その項目にドロップしても、どうしても駄目(「内容が不十分なため編集できません。」のアラートが表示されてしまう。)でしたので、あのような説明になってしまいました。f(^_^;;;

で、例の電話をいただいた方から、「言われた通りやったらできたのですが、「スーパーインポーズ」を使ったらもっと簡単ですよ」と教えていただきまして、いくら実現する方法にバリエーションがいくつも考えられるといっても、かなり遠回りな方法を書いてしまったと反省いたしました。f(^_^;;;
しかし、たまたまその方は、FCPでDV編集でしたので、簡単にできたらしいのですが、私の場合は、さきほど書きましたように、その方法が使えなかったので、いじくり廻しながらできる方法を書いてしまったのです。f(^_^;;;
で、メールでチェックをいただいた方からは、匿名さんなのですが、貴重な情報もございました。v(^o^)/
まず、電話の方からのお話と同様にスーパーインポーズ機能の説明、そして、もしそれが使えないとした場合の問題点、それからなんと、いま開催中のMacエキスポの嬉しい情報などをいただきました。m(._.)m
で、まずその方のアドバイスに従って、いろいろと確認しましたら、やはりFCPのスーパー機能は大丈夫でした。v(^o^)/
色々な設定のミスというか手違いがございまして、その為に駄目だったのです。
(1) テロップ機能で作ったもののサイズがどういうわけか、320×240だった。f(^_^;;;
これはなぜそうなっていたのかいまのところ原因不明ですが、ジェネレーター機能のカラーバーなどを初めにビューワーウィンドウにドロップしてから、文字を入れたら治りました。f(^_^;;;
どうも最初から文字を入れると、ハーフサイズになってしまうのでしょうか?
(2) とにかく適当に編集してしまったSDIクリップですので、こまかな設定にいろいろと手違い?がありまして、そういった場合、画面サイズがちょっと変になったり、カット編集なのに要レンダリングの赤いバーが表示されたりと、いろいろ苦労してきたのですが、このスーパー機能に関しましては、変な設定で保存したクリップには適応できなかったようです。f(^_^;;;
そういえば、いままでつくったクリップで、そのクリップのアイコンをダブルクリックすれば、ブラウザー上に読み込め、タイムラインにも展開できるのですが、先にFCPを立ち上げてから、編集のファイル読み込みを選択すると、「不明なファイルです」のアラートで、読み込めないことが多々ございました。f(^_^;;;
おそらく、設定条件の違いが微妙に影響してしまったと思われます。
で、最初からきちんと条件を定めながら改めて読み込ませたSDI映像信号をもとにやりましたら、FCPのスーパー機能が使えました。v(^o^)/
前回書きましたように、SDIの読み込みとフォトショップファイルの読み込みなどで、設定を変えたり、ついうっかり優先フィールドや16:9のチェック、ピクセルアスペクトなど、新しくファイルを読み込む都度に設定を替えなければならないようなところを忘れていたりすると、意味不明?の保存ファイルができてしまうようです。f(^_^;;;
ちなみにDV編集で4:3でしたら、ほとんどの設定はデフォルトですべて上手くゆくようです。v(^o^)/
また、FCPのテロップのプロパティーをチェックしていて気付いたのですが、640×480かまたは320×240 の2通りで、720×486とか720×480などの設定はできないようですが、そのあたりが画質にどのように影響するのか気になるところです。f(^_^;;;
しかし、FCPで、直接DV出力したテロップ画像よりも、SDI編集したものを、 DSR-2000でDVフォーマットに変換するほうが、遥かに綺麗なテロップになることも確認できまして、理由は分りませんが、嬉しい発見です。v(^o^)/
なお、その匿名の達人様からの嬉しい情報もございました。
現在待ち焦がれているFCPの2.0バージョンですが、次期バージョンではリアルタイムレンダリング対応になりそうだ、とのこと。
現在開催中のMacエキスポのFCPのコーナーで使っているFCPも、ちょこっとバージョンが進んでいるらしい?ことを確認、レンダリング無しでできる特殊効果もあったみたい?です。(^o^)/~~
FCPユーザーには嬉しい情報でした。(^o^)/~~
ということで、今回は雑談の訂正雑談でした。
つづきます。m(._.)m
2001/2/22
(22)「また雑談です。」
これまでの流れで、どうにか映像にかんしては、編集できる道筋だけは確認できたようです。v(^o^)/
あとはそれぞれのスキルに応じて、掘り下げてゆけばよろしわけです。f(^_^;;;
とにかくたくさんの機能がありますし、また同じことやるにしても、その実現方法もいろいろと考えられます。
ここでは、最小必要限の機能だけに絞って、というよりその範囲が無い知恵を絞り出す範囲の限界ということで、怪説させていただいております。f(^_^;;;
その道のベテランからすれば、とてつもなく稚拙な考え方が頻出していることに冷や汗をかきながらも、やはり素人には素人のやり方、考え方に共感を得ていただける場合もあると存じております。
前にも書きましたが、ビデオサロン以下のスキルしかない好奇心暴走オジンが、ビデオアルファ的題材に挑戦するというような同好の士にとって、幾ばくかでも参考にしていただける部分があれば、してやったり?といったところです。v(^o^)/
とにかくNTSCの究極画質で編集を可能にするため、その経済的パフォーマンスの最良のものを狙ったら、SDIノンリニアに行き着いたということで、従来のデジベポータブル2台で、カット編集だけしか出来なかったことを考えると、大きな進歩です。
音声や、テープへのインサート編集は、DVW-500などの据え置き型デッキを設置しないと不可能な機能もいくつかございますが、ま、多少の不便を我慢すれば、妥協の範疇でしょうか。f(^_^;;;
限られた予算の中で、僅かな追加投資(相対的)で、ハイビジョンまで届いてしまいそうなことを考えると、DVW-A500の導入には、現時点では及腰にならざるを得ません。f(;_;)
だったら、全面的にハイビジョンに目標を変えても良いのではと、たびたび友人から言われるのですが、やはりまだNTSCと決別?するにはあまりにも不都合ですし、NTSCフォーマットでは、やはり10ビットのD1フォーマットが、ハイビジョンからのダウンコンバートも含めて最高なわけですから、ハイビジョンはハイビジョンで、NTSCはデジベでと2本立て並立がリーズナブルと思えるのです。f(^_^;;;
ただし、画質や将来のアップコンバートのことも含めて、16:9での素材づくりが好ましいということは確かなようです。
で今回は、前回簡単に書いてしまった静止画の取込みについて、ちょっとした質問がございましたので、付け加えさせていただきます。
FCPのテロップ機能は、かなり高機能らしいのですが、それをマスターするにはいささかしんどい?といった素人オジンには、単に日付けや場所をテロップするだけにとどめておいて、書体やCG画などは、やはりフォトショップなどでつくれれば、そのほうが簡単便利なようです。(といっても、フォトショップなどの画像処理ソフトが多少でも使えるようになっていればのお話ですが、、。)
それで、前回は16:9での静止画取込みを、やまざき様のアドバイスをもとにいろいろと実験して書いたのですが、あのあと、「フォトショップでテロップ作ったのだけれど、テロップにならない」という質問電話が入りまして、私同様、やりたいことと、スキルのギャップに悩まされていらっしゃる方がおられたのです。f(^_^;;;
どういうことかと言いますと、ビデオ画像を背景に文字を出したいのに、720×486の白い(叉は黒い)画面全部がどうしても出てしまったり、変な風になってしまうということだったのです。f(^_^;;;
まさにこれはアプリ習熟度の問題なのですが、一応説明させていただいて、今晩の雑談とさせていただきます。f(^_^;;;
その方は、フォトショップで作ったファイルをJPEG/JFIFで保存したファイルをFCPに取込んでいたのです。
その場合、背景を透明にしておいても、JPEGで保存した段階で、背景が白く塗られてしまい、背景も含めてFCPに読み込まれますから、ビデオ画面に文字だけ重ねられなかったのです。
もし、その場合でも、キーで抜くとかできる方ならば、なんとかなったのかも知れませんが、画像の保存はJPEGかGIFしか使ったことがないといった場合は、やはり迷ってしまいます。
で、フォトショップ形式でファイルを保存して、そのフォルダごと、そっくりFCPに取込んでしまいます。
そして、FCPのブラウザの中で、文字レイヤーだけを取り出して、それをビューワーウインドウにドロップ、例によって、項目のプロパティーを設定いたします。
つぎに、いままででしたら、ビューワーウィンドウからキャンバスウィンドウにドラッグ&ドロップするのですが、今回はタイムラインウィンドウに直接ドロップいたします。
そうしないと、単に画像ファイルをタイムライン上で重ね書き、またはインサートとなってしまい、黒バックや白バックになってしまうのです。f(^_^;;;
さらに、タイムライン上にドロップする時に、V1ラインにビデオファイルが並んでいるはずですが、V2の適当なタイムライン上にドロップすればよろしいはずですが、キャンバス上で表示している画像を画像のないライン(一番後ろなど)まで逃がし(黄色の三角印を除けておく)ておいたり、またはV3ライン上に離れてドロップしないと、ビデオラインがテロップ画像で分断されてしまったりいたします。(このあたりは取扱説明書を勉強していないので、なにか間違っているかも知れません。f(^_^;;;)
と書きましたら、早速チェックの電話とメールが入りました。v(^o^)/
やっぱり甚だしい見当違いをしておりました。f(^_^;;;
詳しくは、(23)で訂正いたします。f(^_^;;;
(2/23訂正)
とにかく上記のようにすれば、なんとかフォトショップで作ったCG画像がテロップとして重ねられます。v(^o^)/
めでたしめでたしです。m(._.)m
つづきます。
『索引』 (1)〜(4) (5)〜(7) (8)〜(9) (10.)〜(14) (15)〜(19) (20)〜(24) (25)〜