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こちらは読者の皆さんからの御指摘、御指導等を掲載させていただきます。
2001/2/6
「解像度、静止画」について。 やまざき☆はるき様 info@yamac.com
http://www.yamac.com
太田様はじめまして。
いつも楽しく拝見致しております。
SDIのコーナーの動向にも大変興味があります。
さて、「その20」で述べられている画像サイズと解像度の問題です。
私はグラフィックデザインと映像とwebの仕事をしているので、概念的には
すんなりと入って行けたのですが、印刷関係の仕事のみに従事されている方と
お話すると、決まって解像度がどのくらいという話にはなるのですが、サイズの
話にはなりません。
解像度は単なる密度の問題で、実際のデータ的な「精細さ」は明らかにサイズの問題です。試しに
「解像度300dpiでサイズ100*100px」のデータと「解像度72dpiでサイズ100*100px」のデータでは、どちらの方が「精細さ」か?
という質問をすると、間違いなく「300dpi」と答える方の方が多いと思います。
でも実際にはデータ的にはどちらも同じです。(「綿1000gと鉄1kg」問題と私は呼んでおりますが・・・。)
それで話は変わって、D1フォーマットでノンリニア編集する際の静止画制作のコツです。(太田様は既にご存じかとは思いますが・・・)
どのノンリニアソフトのマニュアルにも記載されてはいますが、静止画を720*540で作成し、ノンリニアソフト上でスクイーズするというのが、拡大縮小により画像劣化を最小限に押さえる方法として良いようです。
以上、皆様のご参考になれば幸いです。
それでは。
「勝手コーナーと同文です。m(._.)m」
やまざき様、はじめまして。m(._.)m
いささか私の雑談コーナーと化している「SDI挑戦記」ですが、貴重なアドバイスをいただきまして、本当に有難うございました。m(._.)m
お蔭様で目からウロコでございます。
初めてプリンターなるもので画像印刷をしました時、パソコン画面で見ているのとは大違いの粗い画質に、プリンターの性能が悪いと勘違いしていた時の事を思い出しました。f(^_^;;;
「綿1000gと鉄1kg」は実に的を得ていらっしゃいますね。(^o^)/~~
実は、先ほどの印刷の件のときに解像度とサイズの関係を理解した筈なのですが、いざビデオをノンリニアでやることになり、フォトショップとファイナルカットの相互乗り入れを始めたら、またなにかもやもやしておりました。f(^_^;;;
今回は、初挑戦なのに、16:9というアスペクトを選択したため、よけいややこしくなってしまいました。f(^_^;;;
やまざき様のアドバイスのおかげで、今晩のSDIノンリニア挑戦記の話題がまとまりました。
やまざき様のHPも拝見いたしましたが、遊び心いっぱい、センス抜群でございます。
私はセンスの無さを始め、都合の悪いことはすべて、オジンのせいにしておりますが、内心はいつもこれ反省の日々でございます。f(^_^;;;
今後とも、御指導いただければ幸いです。
有難うございました。m(._.)m
2001/2/6 「Low level format」について。 瀬波 充様
拝啓 太田様
いつも大変にお世話になっております。瀬波@富山です。
『SDIノンリニア挑戦記』楽しく拝見させて頂いております。
かなりご難行のご様子、一言お見舞い申し上げます。
さて、太田様が疑問に思っていらっしゃる「Low levelformat」に関してですが、以下のように解釈頂ければ宜しいかと存じます。
「Low level format」は『低レベルフォーマット』、あるいは『物理フォーマット』と呼ばれ、補助記憶装置(フロッピーディスクやハードディスク)をハードウェア自身が認識できるよう、ディスクの区画を割る作業のことを指します。
実際にはディスク上の同心円状にあるトラックと呼ばれるものを分割してセクタと呼ばれる区画を作り、ディスクのコントローラが制御可能な状態にする作業です。
これに対し『論理フォーマット』、あるいは『高レベルフォーマット』と呼ばれるものは、Mac OSや、Windows等のOSがその補助記憶装置を利用できるよう(OSが認識できるよう)にする作業のことを指します。
これは、具体的には取り扱うディスクの容量をOSに認識させ、物理ディスク内にFATと呼ばれるディスクを管理する領域(書物に例えると『目次』や『目録』みたいなものです)を作成させる作業です。
拙い説明で申し訳ございませんが、少しでもお役に立てば幸いに存じます。
それではまた…。
瀬波様、丁寧な御説明ありがとうございました。m(._.)m
大変よくわかりました。(←分かったつもりという意味ですが、、)
「物理フォーマット」という用語でしたら聞いたことがございますが、それだったのですね。
いわば、だだっ広いたんぼを区画整理して、これは田んぼ、畑、いやあぜ道?などと識別できるようにし、きちんと耕運機などが入れるようにするのが「低レベルフォーマット」、その区画整理した田んぼの境界線に、番号入りの旗などを立てて、区画整理事務所的な管理をできるようにするのが「高レベルフォーマット」と理解しました。f(^_^;;;
HDなどが不調なとき、最後の手段?で物理フォーマットして様子を見るなどということも聞いております。
セクターの頭や尻尾だけ?と違って、全ビットにアクセスするということで、かなり時間がかかるということでしょうか。
いわば休耕田で荒れてしまったところを、もういちどきちんと耕すみたいなものででしょうかね。f(^_^;;;
ただ物理フォーマットしてしまうと、場合によっては必要だった情報まで消去してしまい、システムによっては動作がおかしくなってしまうようなこともあるらしいですね。f(^_^;;;
物理フォーマットレベルでのフォーマット方法にも差異があるということでしょうか。f(^_^;;;
区画整理の仕方に違いがあるとか?f(^_^;;;
いやはや頓珍漢な理解ですが、霧が晴れたようで大変助かりました。
年寄りには「分かった気がする」ということが、アクティブに進んで行くために非常に大切なんですね。(^o^)/~~
有難うございました。またよろしくお願いいたします。m(._.)m