![]() さて取り込み時点でつまずいていては情けないが仕方ない、今すぐ取り込みボタンを使うとフリーズしてしまうのだ。(;_;) で、バッチ取り込みならとりあえず大丈夫だろうってことでイン点、アウト点を指定して、そのクリップに名前を付けてバッチ開始ってなわけ、リニア当時だったら当たり前の作業なんだけれど、今すぐ取り込みで、適当に良さそうなシーンがあったら取り込むというイージーさが好きでこればっかり。(^_^ゞ でもそんなぐうたら言ってるわけに行きません、取り敢えず数分間指定して取り込み開始。 瞬間例のクルクルパー?が現れたが直ぐに取り込みを開始してくれた。 よかった〜〜〜、、と思うのもつかの間、1分と経たないうちに取り込みエラーで止まってしまう。 それでもそのクリップを再生してみると一応ハイビジョンが映る、バンザ〜〜イ!!、数十秒とはいえハイビジョンノンリニアの夜明けである。ヽ(^O^)ノ 次にブツ切れのクリップ同士を適当なところで繋いで再生させてみる、、これもОK,つまずかずに再生してくれる。 さらに気持ちは高ぶって、繋いだところに3Dのトランジションを掛けてみる、、、、、。 え〜〜〜っっっ???、パカパカと随分ぎこちないトランジション、、使い物にならない、、、。 さて、ここで問題点を整理してみた。 (1) 取り込みが1分以上できない。 (2) 取り込んだ部分は一応再生できるみたいだが、やはり時折こけてしまう。(画飛びなど) (3) でもトランジション掛けると24Pはおろか5Pプログレッシブ?みたいなことになってしまう。 (4) 再生画面をよ〜〜く眺めていると、極めて細い横筋みたいのが、ときおり現れる。 (5) 今すぐ取り込みボタンが使えない。 (6) Xserveレイドの容量が2.7TBしか表示されない。 たとえ1分でもきちんと取り込めて、きちんと再生、特殊効果が掛けられれば、昔のD1ノンリニアなんて60秒のCM専用みたいなれっきとしたマシンがあったのだから、我慢できる、、、なんて馬鹿なことを思いながら、やっぱリニア編集に切り替えないとダメかな?とか、XserveレイドもD1ノンリニア用に格下げかな〜?など、嫌な予感。(;_;) しかし、よくよく考えてみれば、XSserveRaidの取説もきちんと読んでいない、、、「重いから腰を痛めないように運搬しなさい、」みたいな取り付け時の注意書きしか記憶がない。(^_^ゞ やはり諦める前にきちんと取説読まにゃあいけん、、、と読み返してみた。 するとレイドレベルの説明のところ(いっぱいあるが、そのうちの一つ)に、XserveRaidはデフォルトでRaidレベルが5に設定とあった。 5とは、分散パリティーつき独立データディスクとのこと、とにかくXserveRaidシステムはこれが一番優れていて高度なドライバーで動いているそうな、、。 とにかく5がお勧めレベルで、私の目的としているRaidレベル0,ストライピングはあまり使わないほうがよろしいとまである。(^_^ゞ ま、信頼性という面では、ストライピングだけではなんのバックアップやエラー補償もできないこと、HDDの素のままの性能をフルに使い切る単純無垢な方式であることくらいは判っているので、ではまずRaidレベル0に設定しなおすことからせにゃならん、、ということになった。 どうりで、すぐにコケるわけだ、しかも容量が2.7TBに減ってしまっているのも、各チャンネルで補償用にHDDを一ヶづつ使っているから、250G×2ヶ分、つまり500GB分が余計?なことに消費されて少なくなってしまっていたのだ。 だから、(3.5TBー0.5TB)×90%(ぐらいかな?)=2.7TB 計算もあってくる、、っていうか、他にいろいろと買っているのに、それを忘れておつりが少ないと文句言っているようなもの、ちょっと反省、、。(^_^ゞ さて、そこでXserveRaid本体の設定し直しをすることになったのだが、私の心積もりでは、OSXのディスクユーティリティーでできると思っていたから、これも浅はか、、。 XserveRaidは実はハードウェアレイドであったのだ。 しかも各HDDにSCSI変換ドライバー?みたいなのを搭載することで、ATAの廉価なHDDでありながらパソコン本体のCPUに負担掛けずに、しかもハードウェアレイドシステムで安定したパフォーマンスを叩きだすというもの。 それがデュアル(7ヶ×2チャンネル)で構成され、そこを更にレイド0で2チャンネル分をストライピングさせるところだけ、OSX付属のディスクユーティリティーでソフトウェアレイドさせるという仕組みだったのだ、 そんなことも調べずに、相変わらずテイク・イット・イージーさに呆れたりしながら夜も更ける、、。(^_^ゞ 早朝起きて、夢の中で反省したことを思い起こしながらいろいろとやってみた。 まず、もう一度取説読むと、付属のCDロムに入っているレイドアドミンとかいうソフトを使ってやれ、、と書いてある。 さらに、詳しくはオンラインでヘルプメニューを読め、、とまであった。 まったく、レイドアドミンならぬアドレナリン全開、、、。(^_^ゞ これではインターネットに繋がないといけなくなる。(^_^ゞ 仕方なく、ルーターからイーサネットケーブル繋いで、アドミンなるソフトを本体にコピーしてから起動した。 ヘルプメニューを読むと、いろいろと書いてあるが、よく判らないことばかり。 マックのイージーさはどこへ行ったの?ってところか。 ま、取り敢えず、アドミンを起動してみた。 ![]() しかし、肝心の設定使用とするところ(1)の枠内が、すべて薄字、いじりようがない。(;_;) (2)枠も緑の丸いのがすべて消えており、メッセージ欄には接続に失敗とある。 (3)枠の中は何も表示されていなく、いったいどうして??? あげく強引に(1)のシステム追加をクリックすればIPアドレス入れろとかシステムを選べとか言われても、なにもできない、、だるまさん状態。(;_;) はてさて困っていたら、ふと思いついた。 そういえば、XserveRaidにはイーサネット端子がついていたな、、、。 どう使うんだろう、、でも、きっとサーバーのストレージとして使うときにでも、、、。 取説にも、オンラインヘルプにもそのあたりがどうもあやふや。 IPアドレスがどうのこうのとあっても、イーサネットをどう繋ぐかは書いていない。 しかもXserveRaidにはイーサネットが二つ(デュアルだから)あるが、G5には一つしかない。 いったいどう繋ぐのだ?。 ![]() って、思っていたら、こりゃあハブ使って増やせばいいじゃん、、ってか?。 インターネット用のハブを探しだして、G5からマスターへ、スレーブ側からそれぞれのXserveRaidのイーサ端子へ接続。 そしてパソコンを再起動して、例のアドミンを起動すると。 やった〜〜〜!、(←いつも単純、、)、アドミンが動いた、、ていうか使えるよう各項目が薄字から正常に表示。 つまりXserveRaidを使うにはファイバーカード接続用ケーブルだけでなく、イーサネットハブを用意してG5とイーサネット接続が必須ということ。(ベテランからすれば当たり前のことだろうが省略できると思っていた。(^_^ゞ) これでシステム追加をしてあげると、IPアドレスつきで表示。 これでほぼ上図のような表示状態になった。 (3)枠内はまだちょっと異なっている。 (1)枠内のアレイを作成、解除ボタンを使う。 つまり、まずはXserveRaidの左右2チャンネル分のそれぞれのHDDをどう連結させるかをここで設定するというわけだ。(^_^)v この設定をするには、現在既にRaid5になっているから、まずはRaidの解除からしないといけないわけ。 次にRaid作成となるわけだが、これはさすがのマック?といえるような親切というか分かりやすい。 下図のようなのが現れて、実際と同じXserveRaidの正面図のそれぞれのHDDをRaidレベルを決めてからクリックすれば設定できる。 すでに現在の状態図になっているので様子はちょっと異なっている。(^_^)v ![]() これでなんとかXserveRaid側をストライピングに設定ОK。 ちなみにXserveRaidは電源オンからきちんと立ち上がるまでに時間がかかるので、G5はしばらく待ってから立ち上げないと認識してくれない。 従来のようにほぼ同時にパソコンとXserveRaidというRaidシステムをオンにしたのではダメということ。 早速OSXのディスクユーティリティーでソフトレイド指定、容量を見れば3.19TB。 ばんざ〜〜い!と喜んで、再びHD・SDIの取り込みに挑戦、今度は全部ストライピングさせたのだから、きちんと取り込んでくれるだろう、、、、、、。(^_^)v ところが、またしても先ほどよりは持続時間は増えたものの、エラーが頻出、2分と持たない。(;_;) やっぱりHD・SDIは生易しいことでなないな〜〜って実感。 取り込んだクリップをブラウザで見れば、データ速度が150MB/Sとか平気で表示されている。 1秒間に150メガバイト、つまり1.2Gbpsの速度でデータが流れているわけ。 10秒も取り込むと1.5Gバイトも喰ってしまう、、すっげ〜〜。(^_^ゞ ちなみにDVノンリニアでは1GBあれば4〜5分使える。 HDでは7秒弱で終わってしまう、、、。(^_^ゞ そんなピントの狂っていることに感動しながら、やっぱり無理?なのかな〜などと思っていたが、あのアップルが、取説にもハイビジョン信号も楽々表示とあるのに、そんなはずはない、、。 もしかするとデックリンクHDボードのほうが、、、?などと疑心暗鬼。 そこで今度はインターネットによるオンラインヘルプでしっかり読む。 そうしたら、出ていた出ていた、、、これだ〜〜、つまづいていたのは。 下図の赤枠のところ、プリフェッチというところを128ストライプというところに設定(デフォルトは8ストライプ)しないといけない。 これはオンラインヘルプで発見。ヽ(^O^)ノ どうやらキャッシュのコントロールをしているらしい。 ![]() 他にもたとえば下図のような設定項目もあるが、概ねデフォルトで大丈夫?だが、構造を知るうえでも一通りチェックしておくとよろしいみたい。(^_^)v ![]() とにもかくにもこれでXserveRaid側は完全にセット完了のはず、、。 G5を再起動すると例によって、外部HDDを読めないから初期化するか、無視するかと聞いてくる。 今回は無視ということに決めた、、理由はない、、。(^_^ゞ 無視して立ち上げて、OSXのディスクユーティリティーで決着しようと思っただけ。 で、ユーティリティーを立ち上げればきちんとXserveRaidを認識している。 それらのデータを消去という方法でマックOS拡張(ジャーナル)というお勧めの初期化フォーマットを選択、そしてRaid0でストライピング。 さて今度はどうだ〜〜。 HDWー500をスタートさせてHD・SDIを送り込む。 で、つい慌てて今すぐ取り込みボタンを押してしまった。(;_;) どっきっっっっ!!、フリーズしちゃ〜〜〜う。(;_;)(;_;)(;_;) えっっっっ?、今度は大丈夫! 直ぐに取り込み開始、今までのことが嘘のように記録しはじまっている、、、、が、エスケープボタン押すのが怖い、、、ここでクルクルパーがいじわるするのだ。(;_;) おそるおそる、えっっい!とばかりクリックすれば、瞬間クルクルが出たもののきちんと止まった。ヽ(^O^)ノ 早速再生したり、編集したりといじってみる。 おっ、全く問題ないではないか。 ばんざ〜〜い!! HDノンリニアの除幕式である。 しかし、しばらくいじっていたら、これまでとはまた違った難しい問題にであってしまった。(;_;) これまでは私の無知が原因の大きな理由だったのだが、今度のはいささか勝手が違った。 上の方に列記した問題点の (4) 再生画面をよ〜〜く眺めていると、極めて細い横筋みたいのが、ときおり現れる。 というやつだ。 クモの糸程度の線もあれば木綿糸程度の太さのもあったりする。 で、直接マスモニにデックリンクの出力を入れてみれば、全く出ない。 インターフェースとしてのHDWー500を通すと出るのだ。 で、HDWー500のHDSDI入力がおかしいのかというと、そうでもない。 同じくソニーのSDI出力をもった機器から信号入れてあげれば全くそんなことはない。 HD・SDIインターフェースの相性なのか? これは困る、HDWー500に入れなければ編集結果を吐き出せない。(;_;) ケーブル交換したり、接続経路を替えたりしてもほとんど同じ。 でも、たった一つだけ、大丈夫?なつなぎ方があった。 デックリンクにはSDI出力が2つあるのだが、モニター用?とかいうもう片方(音声RCAの隣)の出力を使えば大丈夫、、。 原因はいまメーカーに調査を依頼してあるが、とりあえずこれで、なんとかHD・SDIノンリニアシステムの完成である。 しばらく運用してみて安定しているようだったら、もう一セットバックアップしてHDマルチカメラ収録にでもいっちゃおうか? 中古の安いHDWー700だったらなんとかなりそう、、、。( ^_^)/□☆□\(^_^ ) |