![]() ![]() これまでくどくどと申し上げたように、ノンリニア編集を考えるとき、パソコンの能力以外に、アプリケーションの性能、機能、取り込みボードの性能、そして意外と忘れがちなのがHDDの性能、といったところ。 特にハイビジョンともなると、データ転送レートが1.5Gbps弱にも及び、これはSDのSDI転送レート270Mbpsの5倍以上にもなります。 ちなみにSDのDV25ノンリニアならば、25Mbps、DVCプロ50で50Mbpsとのこと。 ![]() 単に連続して記録されているHDDのデータを吐き出すのならば、もしかするとそういった速度が出せるのかも知れませんが、実際にはシークが発生したり、データの順序が入れ替えられたり、ATAタイプの場合は、そのドライブコントロールもCPUに依存したりするらしいから1/10だって怪しいかぎり、その点SCSIタイプならばかなり改善されるが、なにせ高価(ATAタイプの10倍?)、そこでATAタイプをSCSI風?にアレンジしてレイドを組んで高速HDDを構築する方法がはやりはじめたらしい。 ![]() SDIノンリニアのときは、自作もしたが、ハイビジョンともなるとウルトラ320の2チャンネル動作でもさせないとどうにもならないということで、すでにHDDについては320仕様のものがどんどん出回り始めたとはいうものの、レイドボードやケース、接続ケーブル、コネクターなどマックを使う上では今一困難がつきまとってしまう。 で、自作に比べればいささか割高と思われるHDDレイドではあるが、これまでの常識からすれば破格に格安で、しかもアップル純正という安心感、でXserveレイドでゆくことにした。 もし、これでうまく行けば、おいおい自作HDDレイドにも挑戦してゆくつもり。ヽ(^O^)ノ ![]() 左の画像に見える機材がハイビジョンノンリニアにすべて必要なわけではないが、実際問題、ハイビジョンソフトの有効利用を図るために、また機材のやりくりのためにかなり便利なものを揃えてある。v(^-^) たとえば、左側ラック中段にあるHDアナログ/デジタル双方向変換器などは、HDWー700などのHDアナログコンポーネントしかないカメラをHD/SDI出力に変換し、HDWー500に送ることで、HDストレートダビングが可能になる。(勿論、簡易ダビングで画質劣化などの問題は有るが、緊急避難的やりくりには便利) 併せて、SDフォーマットとの相互乗り入れを便利にするなどのために各種用意してある。 この他に、音声関係のやりくりにはDSRー2000やら、デジアナ双方向変換器などが音声エンベデットも含めてかなり有効となっている。ヽ(^O^)ノ そういったかなりの機材が、中古物件による格安調達であることも付け加えておきますね。(^_^)v さていよいよ次がパソコンに繋いで動作確認ですが、まだファイバーチャンネルPCIボードが入荷していない、、、。(;_;) でもとりあえず繋いじゃおう、、、。 次回に注目でんす。( ^_^)/□☆□\(^_^ ) |