![]() リポーター:撮影人さん ![]() 01 今般、新型機種の音声コネクタ向きが海外と同一になりつつあることに合わ せて、従来機材も合わせることにしました。手始めにHDCAMコーダーの手直し例 を紹介。 ☆ 本サイトを参考にされ、その作業上で生じた破損、故障については、当方では一切責任を取りかねますので、あらかじめご承知下さい。 ![]() 02 まずはコネクタBOXを取り外しにかかります。後部の取り付けビス2箇所を 外す。 ![]() 03 底部の取り付けビス2箇所も外す。 ![]() 04 ビュファー側サイドのリモート端子カバーを取り外す。 ![]() 05 カメラMIC側サイドのパネルを外すと、BOXが外れます。 カメラ本体のマザーボードと、BOX上の基板をつないでるコネクタも慎重に 引抜く。 それにしても、700万越えのカメラをバラバラにして元に戻るのカニャ〜(^^;)。 ※ VTRメカ部に重みがかかるので、絶対にこちら側のサイド面を下側にして作業 しないこと。 ![]() 06 一旦外したサイドパネルは異物混入防止のため仮止めする。→の冷却ファン 用の細いリード線が延びているのでコードに力がかからぬよう注意。 ![]() 07 本体からのリード線3箇所のコネクタを外す。 バッテリのない状態でもコンデンサの電流が来ているので、ドライバーなどで中のピンには絶対接触しないこと。 出来れば工具を用意したいところ。 CN10、20コネクタを外す前には、後でテレコにならぬよう印を忘れぬよう。 ![]() 08 オーディオコネクタのビスを外す。ここはカメラ本体からBOXを外す前に緩 めておくと楽。 細いビスなので頭をつぶさないよう注意。 ![]() 09 ブレーカーを取り外す。 写真にはないが元に戻す際には上に載っていた絶縁材とブレーカーボタンのスペーサーを固定するのを忘れぬよう。 ![]() ![]() 10、11 モニター端子基板、冷却ファンも取り外す。モニター端子へのフラット ケーブルはコネクタの両端をドライバー先で少しずつ持ち上げながら押し上げる と外れる。 くれぐれも無理な力を加えたり傷をつけぬよう。 ![]() 12 ようやくお目当てのCN-1432基板を取り外したところ。 今回はこの基板ごと交換します。 ![]() 13 元々のJ仕様用基板(左)とあらかじめ取り寄せておいたUS仕様用基板(右) 基板上には米粒より小さい抵抗、コンデンサetc がびっしり(((((;゜Д゜))))。 少しでもスペースを稼ぐためか、最近の機材はコネクタも基板直付けなので昔と違 ってコネクタだけ換えれば済む話ではないのが痛い。 ペースは同じでもオスとメスとでピンアサインが裏返しになるから回路構成も多 少違うようだし、流用となるとかなりのスキルが要求されそう。 勿体ない気もするが<基板ごと交換がやはりベター。 ![]() 14 元の基板からサポーター(真ん中の白いプラスチック固定具)、MIC/LINEスイ ッチのスペーサーを載せ換えて元通りに組み立てる。 フラットケーブル部は元の基板を参考に手で折り曲げる。指紋を付けぬよう注意。 ![]() 15 作業完了(^-^)。 ここまで写真撮りながら2時間少々の作業でした。 |