(4)そしてはまった2歩目(2)    
 「単管式業務用カメラのGX-S11」というビクターのカメラについてお店のおにいさんに尋ねると、
「この間のカメラ(VZ-C75)とでは比較になりませんよ。
 これはサチコン管(出た〜〜! 昨日聞いた例の玉)というのを使っていて、特機ルートでは同じものが業務用として、ブライダルなんかでベストセラーなんですよ。
 こちらの方が全然いいですよ、保証いたします。」
 価格は今度はカメラだけで20万円くらいだったと記憶しておりますが、そのとき、ポータブルデッキもあれでは(三菱ファンタス6)かわいそうとアドバイスされましたが、そこには適当な中古がなく、とりあえずカメラだけ買って帰途についたのでした。
 頭のなかでは、これで本当に良くなるのだろうか?たとえば、シングルアンプがプッシュプルになった程度かな、とか、スピーカーが正体不明品から、パイオニアの高級スピーカーになったようなものなのかな?といった不安と、例の後輩に「サチコンで業務用だー」といってやりたい気分とでごちゃまぜでした。


↑、GX−S11
   私の凄い?ところ、まあ、せっかちというか行動力というか、その帰り道、地元佐野を通過して栃木市の駅前にある「おくらや」という別の中古品店にも寄ってしまったのです。
 そして、そこで、またも業務用として人気のある民生機のビクターの「HR-2650(写真)」というポータブルデッキに出会い、そこのおやじさんに頼み込んで安く譲っていただいたのです。ちなみに、そこの店では奥様よりも、旦那様のほうがきっぷよくマケテくれるのです。
 たしか10万円前後だったと思いますが、今度は全部で30万くらいの出費となったわけです。
 そして翌日、わが家に父と母も連れてきて家の周りを試し撮りしたのです。
 その再生画をみて、本当にびっくり、感動ものでした。
「カラービデオというのは、こんなにも発色するものなのか、現実よりきれいではないか?」
30万の出費は報われたのでした。再びその後輩が遊びにくるまでは。


↑、HR−2650  
    (5)3歩への助走?続き。