(32) 4:2:2デジタルコンポーネント(5) | ||
とにかく、そのたった一本の座禅草ビデオを初めてベーカムSPと比較したときは果てしない失望感、それが今は限りなく精緻精彩で大満足の高画質、モアレなども全くなく、さすがデジベタ、デジベタ、デジベタと呟きながらしばし見とれておりました。(^_^)v さらに嬉しいことに、SDI→アナログコンポーネント変換器(ISDA-11000)が、イメージニクス社から、これまた破格の低価格(@18万)でリリースされました。 これにより、アナログ機器への送りも、高画質で可能となり、アナログベーカムとのハイブリッドシステムも組めるようになりました。 こうなると、またまた欲深な私としては、このデジベの画質のまま編集できないかと、またもやドツボ。(^_^ゞ そのシステムをいろいろと思い描いたものです。 メーカーもSDI入出力のSEGを積極的に開発リリースしてゆき、それまでの常識からすれば、かなり格安のシステムが組めるようになったのです。 丁度その頃、ビクターからデジタルSという、デジベと同じ4:2:2コンポーネントデジタル方式のフォーマットが発表されました。 デジタルベータカムとの違いは、 圧縮率が、1/2→1/3.3 量子化が、10ビット→8ビット となっており、価格的にはデジベの半額以下というコストパフォーマンス抜群のものでした。 |
しかし、そういったフォーマット決定で迷っているうちに、DVカム、DVCプロといったDVフォーマットまで登場し、まるで場外乱闘?の様相。(^_^ゞ 私なども、DVカムの仕様を聞いたときは驚天動地、それまではデジタルコンポーネントといったら、一番廉価なデジタルSでさえも200万円以上、それが4:1:仕様とはいえ数十万円でリリースされてしまったのですから、デジベに500万円以上も投資してしまった私としては、嬉しいような悲しいような、複雑な気持ちでした。 そして次の一手に迷っているうちに、ノンリニアの登場、これで考え方が市場も我々ユーザーも激変することになったのです。 もっとも、DVカムの登場は96年末、ノンリニア旋風は2000年頃から、その間4年くらいあったわけです。 私の遍歴としては、デジベでの収録、再生がまともにできるようになり、97年に導入したビクターのKYーD200をメインカメラとして、99年に導入したDSRー500WSで16:9収録が始まるまでは、趣味のデジベ撮影にいそしみました。 当然その間、フルデジタルの編集設備構築を妄想しておりましたが、あまりに金額がはるのでしばらく休養、タヌキ養殖こと、兜町での投資で資金力アップを画策しておりました。ヽ(^O^)ノ ↑KY−D200 ↑PDR−85 | |
タヌキ養殖再開続く。 |