(12)EDベータの登場    
 そんなにまでして撮った映像ですが、心の動揺がカメラの動揺となり、見るに耐えないくらいカメラ酔してしまう画像、やはり天罰だったのでしょうか?(ハイ未熟だったのです。(;_;)

 しかし結果としてそれが。デイズニーランド撮影の最後になってしまいました。
 その後、何回か撮影を試みましたが、業務用カメラとおぼしきものは、一切持ち込み禁止になったようです。DVカムならば小型ですから大丈夫でしょうが、子供も大きくなり、もう10年近く訪れておりませんので現在の対応状況は定かではありません。
 そしてついにEDベータも発売になり、私は編集のことも考えて3台をすぐさま導入(ソニー代理店なのだ!)したのです。
 いやー、驚きました。私は日光への家族ドライブで、それまで同様にインバーターを持参して、BY-110とEDV-9000の組み合わせで録画してきたのです。
 家に帰って早速再生した時の驚きは、家族だれもが「うわ、きれい」といったものです。それは、単管のカメラから3管カメラへ変わったときの印象とにかよっていました。BY-110がまたまたきれいになったのです。
 でもその映像の最後の部分は衝撃でした。前を走っていた車の窓枠のメタルフレームに太陽光線が反射して、瞬間BY110の撮像管に焼き付きによるシミができてしまったのです。
 これが、完全にきえるのに約半年かかりました。
 そういったことも、カメラを取り替えようと考える要因になっていたのでしょう。

   そうこうして、カメラがM3-A,やDXC-3000に代わってからは、ますますEDベータは本領を発揮し、雑誌記事などで、BS放送やレーザーデイスクからの録画による画質比較の記事などで多少けなされようと、ソースさえ最高のものを入れれば、やっぱりEDベータが最高さ、と思っておりました。
 事実、ハイビジョンからのダウンコンバート映像で有名な富良野のビデオ「四季の丘」(前田真三カメラマン)は、誰もが息を飲むような高画質だったのですから。

 そしてコンサートのステージ撮影なども何回かこなした頃、例の後輩がまたもや友人を連れてやって来たのでした。

  
↑三菱ファンタスシックス   ↑ビクターHR2650

  
↑ソニーSLHF-3000        ↑ソニーEDV-9000  
    (13) シブサンのカラーバー再生画にびっくり続き。